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 TBS系の大型音楽プロジェクト番組「音楽の日」が7月16日午後2時から17日午前5時まで、計12時間にわたって生放送される。司会は6年連続のコンビとなる中居正広(SMAP)と同局の安住紳一郎アナウンサーが務める。

 番組は、2011年3月に発生した東日本大震災を受け、「音楽・歌の力を結集して、日本中に元気を届けよう!」をコンセプトに始まった。6回目を迎える今回も、ジャンルや世代を超えた日本を代表する多くのアーティストが出演する。

 番組オリジナルの一夜限定ユニットやテレビ初パフォーマンスのアーティストも登場予定。ほかにも熊本と東北3県をつなぐ中継メドレーなど、日本全国をつなげる「音楽・歌の力」を届ける。

 1996年スタートの「うたばん」をはじめ、約20年にわたって同局で多くの音楽番組の司会を務めている中居は「音楽の力・歌の力というのは計り知れない大きなエネルギー、力を持っているような気がします」と語った。

 個人的に活動を行った熊本地震についても「まだ元の生活に戻れてない方々もいらっしゃることも伺っております。東日本が、熊本が、そして日本が、音楽・歌の力で少しでも元気になっていただければと思います」と願いを込めた。

 今回のテーマ“つなぐ”を意識し、司会者として「気持ちをつなぐこと、手をつなぐこと、つなぐものは多々あると思いますが、目に見えないつなぎも意識しながら進行させていただき、来てくださるアーティストの皆さまが歌いやすい環境作りに務めたいと思います」と視聴者はもちろん出演アーティストへの気配りも忘れない。

 タッグを組む安住アナも、年末恒例の「輝く!日本レコード大賞」で01年から11年連続で司会補佐を務め、12年からは4年連続で総合司会を担当している。「タイトルをまさに地でいく、12時間音楽づけの1日になります」と期待を寄せ、「音楽って素晴らしいと改めて思えるにぎやかな演出もあるようです。昼、夜、深夜と音楽の見せる表情の変化にご注目下さい」とアピールした。