通訳電話サービスの利用イメージ(対面利用)

NTTドコモは、携帯電話を介して異なる言語で会話ができる「通訳電話サービス」の第2回の試験提供を6月1日に開始する。期間は9月30日23時59分まで。

第2回では、近くにいる相手と一台の端末を使って話す「対面利用」が、英語、韓国語、中国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、タイ語、インドネシア語の計10か国語への翻訳に対応。離れた場所にいる相手と電話で話す「遠隔利用」は、英語、韓国語、中国語に対応する。

また、第2回の試験提供では、翻訳された内容を聞き取れなかった場合に再度翻訳結果を読み上げる機能を追加するほか、サービスの利用を開始するまでの時間短縮を図る。

利用料金は無料。試験サービスの対象はFOMA/Xi契約者で、対応端末は、Android 2.2以上を搭載するスマートフォンとタブレット端末。スマートフォンは、サムスン電子製「GALAXY S II SC-02C」や、ソニーモバイルコミュニケーションズ製「Xperia arc SO-01C」、シャープ製「AQUOS PHONE SH-12C」、NECカシオモバイルコミュニケーションズ製「MEDIAS N-04C」、パナソニック モバイルコミュニケーションズ製「P-07C」、LG電子製「Optimus bright L-07C」、富士通製「ARROWS Kiss F-03D」など。タブレット端末は、サムスン電子製「GALAXY Tab SC-01C」とNEC製「MEDIAS TAB N-06D」。申し込みは「通訳電話サービス紹介サイト」で受け付ける。

本格的なサービスは、2012年度中の提供を目指す。

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