母乳育児を始めてみたものの、お出かけ先での授乳はママたちにとって悩みのタネ。

移動中におっぱいを欲しがったら?目的地に授乳室がなかったら?

「授乳服」と「授乳ケープ」のメリット&デメリットは?

子育てと社会が共存する環境“子連れスタイル”を提案するNPO法人「子連れスタイル推進協会」代表で、授乳服開発のパイオニアでもある光畑由佳さんに聞きました!

外出先「泣いたらどうしよう」なんて心配とサヨナラする方法

――子連れでのお出かけに不安を持つママはたくさんいます。
赤ちゃんを連れて歩くのに、何かコツってあるんでしょうか。

『母乳で育てているママであれば「すぐ授乳」できるようにしておくこと、でしょうか。

赤ちゃんが泣く原因って「体調が悪い」とかを除けば、「さみしい」か「オムツ」か「お腹が空いた」ですよね。
ママが抱っこしていれば「さみしい」というのはないでしょうし、お出かけ前にオムツを換えてきていれば、しばらくは大丈夫。

となると解決すべきは「お腹が空いた」、つまり「おっぱい」ですよね。』

――泣いちゃったら直ぐにおっぱいをあげることができれば、泣きやむから安心ということでしょうか?

『違います(笑)。泣く前にあげていれば、そもそも泣く理由がないんです。

だから「すぐ授乳」できるようにして出かければ、「泣かせたらどうしよう」という心配すらしなくていいんですよ。』

――たしかに! 公の場で泣いたら……というのは、ママにとって一番恐ろしいことですからね。

『そう考えると「すぐ授乳」できる母乳はやっぱり楽なんですね。

詳しくはまたの機会にお話ししますけれども、母乳育児を楽にできて、母乳育児で楽できるママが増えるように、我々ももっともっと、正確な情報を発信してゆかなければならないと思っています。』

――とはいえ、母乳で物理的に「すぐ授乳」できるにしても、それを「外」でとなると……
授乳室のあるところばかりではないですし、何より人目もありますし。そう簡単にもいきませんよね?

『(笑)それが、そんなことないんですよ。』

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