2.危ないから下りなさい。

©あべゆみこ

テーブルの上に乗ったとき「危ないから下りなさい!」と言われても、子どもは「僕は普段、公園の高い滑り台で遊んでいるし、テーブルの高さなんてちっとも危なくないさ」と感じています。

それに!「危なくなかったら乗ってもいい」と思ってしまうかもしれません。「危ないから○○してはダメ」の理由を付けるのではなく「テーブルは勉強したり、ご飯を置くところだから足を下ろそう」と言いましょう。

3.ちゃんとしなさい、早くしなさい

©あべゆみこ

「ちゃんと片づけなさい」「はやくしなさい」「いい加減にしなさい」「もう少しだから我慢して待っていなさい」「お行儀よくしなさい」など人生経験が豊富な大人は感覚的にわかりますが、子どもには曖昧な言い方で具体性に乏しく、これでは行動しようがありません。

子どもにわかりやすいように次のように言いましょう。

「絵本は本棚に入れて、積木は積み木の箱に入れてね」

「100数える間に、上着と靴下を履いてね」※100から逆にカウントダウンしてもよいです。

「ブランコは花子ちゃん、太郎君の次だからね。3番目だからね」