ムンクの連作版画を題材にしたオペラ『アルファとオメガ』が日本初演

2012.5.16 17:5配信
ダン・エッティンガー ダン・エッティンガー

『叫び』で知られるエドヴァルド・ムンクの連作版画を題材にしたオペラ『アルフォとオメガ』が、5月20日(日)に日本初演される。

オペラ『アルファとオメガ』日本初演の公演情報

オペラ『アルフォとオメガ』は、イスラエルを代表するピアニスト・作曲家・指揮者のギル・ショハットの作。テルアビブの美術館で見たムンクの同名の連作版画に深いインスピレーションを受け、詩人のドリ・マナーとともに3年の月日をかけ、ヘブライ語のリブレットでオペラ化。2001年にイスラエル・オペラで世界初演、各方面からセンセーショナルな賞賛が寄せられた。

今回の日本初演はコンサート形式で、タクトをふるうのは、作曲者ギル・ショハットとも旧知の仲で、世界初演の合唱指揮も担当したダン・エッティンガー。「(ギル・ショハットは)ムンクの同名の連作版画と、そこに書かれた旧約聖書の神話「アダムとイヴ」に基づいた挿話にインスピレーションを受け、この作品を書きました。ここには3つの異なった分野──音楽、ムンクの視覚芸術、そして ヘブライ語の詩で書かれた美しいリブレットという言語芸術──からのインスピレーションが結晶しています。これぞまさにトライアングル・オブ・アート(芸術の三角形)といってもよいでしょう」と本作の魅力を語っている。

歌手陣には、世界初演で主役オメガを務めたメラヴ・バルネア(ソプラノ)ほか、イスラエルの歌手たちも参加。本作を知り尽くしたエッティンガーの指揮、彼と2010年よりタッグを組む東京フィルの演奏で、世界初演時のセンセーションの再現に期待が高まる。

オペラ『アルファとオメガ』日本初演(コンサートスタイル・オペラ)は、5月20日(日)にオーチャードホール、23日(水)にサントリーホールで開催。チケットは発売中。

■東京フィルハーモニー交響楽団

指揮:ダン・エッティンガー
アルファ(テノール):ヨタム・コーエン
オメガ(ソプラノ):メラヴ・バルネア
蛇(メゾ・ソプラノ):エドナ・プロフニック
虎(バリトン):青山貴
ロバ(テノール):児玉和弘
豚(バリトン):原田圭
熊(バス):畠山茂
ハイエナ(バリトン):大久保光哉
合唱:新国立劇場合唱団

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