ゆっけ:僕が最初に小川くんを知ったのは、マイナスに加入するときに観たプロモーション用の資料で…。小川くんが一度脱退した時と入れ違いだったんで、PVに写ってる小川くんしか観たことがなかったんで、だから僕は彼をずっと画面上でしか観ていなくて。

ハル:ゆっけの中で芸能人やったんやね。

ゆっけ:その小川くんが、マイナスに戻るかもってことで、時々ライブを見に来ていて、そこで初めて生で観たいんです。そこでサインと握手を求めたんです。

――それは本当ですか?

ゆっけ:まあ嘘なんですけどね(キッパリ)。それで、画面で見るよりゴリラっぽいなって。

小川:おい!

ハル:野性味が溢れてるね…ってなったんやな。

生虫:ワシは最初に会った時は「変な髪型しとるやつがおるなあ、オシャレと思っとるんかなあ」って思った。

小川:おい!

ハル:…(生虫の絵を見て)うわメイク後ちゃうんや! これなんでスッピンなんや! 漫☆画太郎や! ハハハ!

ゆっけ:小川くんの思い出、ありました心霊現象にあうんですよ。「白い服を着たおばあちゃんがいた!」とか。2人でさぶくなって。俺には聞こえてないのに小川くんには聞こえてるってことも結構ありましたね…。

小川:あとハルくんとの思い出は、東京のライブの空き日にドライブして、木更津に行ったことがありましたね。

マイナス人生オーケストラ

――それは何故?

ハル:ドライブしてたらたまたま通りかかって、当時V6の岡田准一くんが好きだったので『木更津キャッツアイ』の舞台に行ってみたくなって…。駅前にもパネルあったりしてねー!いい街でした。

でも伝説の橋(中の島大橋。男女がおんぶして渡ると恋が成就するという「恋人の聖地」)に行っても、メンバー同士でわたってもねえ…?

小川:あと1stアルバムレコ発ライブも…。

ハル:主催の我々がインフルエンザに罹ってしまって出られなかったという! 東京来てから具合悪くなって、最初はインフルエンザかどうかわからないからとにかく病院に行こうと。

小川:「池袋の24時間やってる病院に行こう」と、「池袋病院」でナビ入れて運転していったらいつのまにか埼玉県で。「あれ?」みたいな(笑)。

――今調べたら埼玉に「池袋病院」という病院はありますね…、はじめて知りました。

ハル:それでやっぱりインフルエンザで、箱に電話かけて出演キャンセルしたという…。波乱万丈がすごかったね。まさに「マイナス人生」だと思いましたね。