3: バランスがとれたら感謝する

最初に、聞くことと話すことの比率を変えて、彼氏の話をよく聞く方を頑張ってみる。次に、会話支配率をじわっと変えて、聞きながらも話すこと。

こうしてバランスを調整していくと、彼氏だけが意見を滔々と述べるのでもなく、かと言って彼女だけが思いを吐き出すのでもない、ちょうどいい加減になったなと感じる瞬間が訪れます。

「今のバランスが心地いいな」と思ったら、その時はすかさず彼氏に感謝。「話してくれてありがとう」「聞いてくれてありがとう」などと、言葉で伝えましょう。

今の感じが当たり前になったら嬉しいな、と思った時、「当たり前」に「ありがとう」と伝えること。「そうか、こうすると彼女は嬉しいのか」と、彼もきっと分かってくれますよ。

彼氏とケンカになった時、「なんで俺ばっかり○○しなきゃならないんだ!」「どうして私ばっかり我慢しなくちゃいけないのよ!」のような、相手の一方的な態度を責める言葉が出てきたことはないでしょうか。

何だかズルい、あちらばかりが一方的に得してる……と思うような比率は、恋愛関係が破綻するきっかけになりかねないもの。

お互いの存在を肯定していると実感できるよう、バランスのとれたコミュニケーションを心がけたいですね。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。