ドコモ、クラウドサービスを拡充、Windows Phoneは今冬発売予定

2012.5.17 19:45配信
スマートフォンの2012年夏モデルを発表

NTTドコモは、スマートフォン2012年夏モデルの発表会で、提供するクラウドサービスを今後「ドコモクラウド」のブランド名で展開することを発表した。

夏モデルに合わせて、この「ドコモクラウド」を拡充。具体的には音声認識機能「しゃべってコンシェル」、コンテンツマーケット「dマーケット」の機能を充実させる。さらに新サービスとして、翻訳サービス「メール翻訳コンシェル」、ストレージサービス「フォトコレクション」を6月から順次追加する。

●音声認識機能「しゃべってコンシェル」を強化

「しゃべってコンシェル」は、3月1日から提供しているAndroidアプリ。ネットワーククラウドを活用したインターフェース機能で、調べたいことや使いたい機能などをスマートフォンに向かって話しかけると、言葉と言葉の組み合わせから意図を解釈し、適したサービスや機能を判断して回答を画面に表示する。

6月には、質問に対してインターネットの情報をもとにクラウド上で推定した回答を表示するように機能を拡充する。これによって、ユーザーは自分で回答を探す手間がなくなり、知りたい答えをすばやく簡単に得ることができる。利用料金は無料。対応端末は、Android 2.2以上を搭載したドコモのスマートフォンとタブレット端末。

発表会で、強化した「しゃべってコンシェル」機能を試した渡辺謙さんは、「もの知りの友だちが増えたみたい」と感想を述べた。

●「dマーケット」がマルチメディア化、タブレットと共有可能に

コンテンツマーケット「dマーケット」は8月からマルチデバイスに対応し、コンテンツの購入や利用を複数のスマートフォン・タブレット間で共有できる。対応サービスは「VIDEOストア」「MUSICストア」「BOOKストア」と7月に提供を開始する「アニメストア」。

例えば「BOOKストア」では、通勤中にスマートフォンで読んでいた本に「しおり」を挟んでおくことで、帰宅後に自宅のタブレットで続きを読むことができる。

利用するには、各ストアトップページの「docomo ID/PWDでログイン」メニューから、docomo ID、パスワードでログインする。利用料金は無料。

●海外ユーザーにつぶやきを発信できる「メール翻訳コンシェル」

「メール翻訳コンシェル」は、メールやTwitterなどのSNSを利用した文字のコミュニケーションで、入力した日本語の文章をクラウド上で外国語に自動翻訳し、メッセージを送信するサービス。

通訳電話の技術を活用し、翻訳結果を日本語に再翻訳して同時に表示するので、翻訳のよし悪しを確認しながら文章を作成できる。また、外国語のメッセージを日本語に翻訳することもできる。

対応言語は、英語、中国語、韓国語の3か国語。利用料金は無料で、6月1日から「Google Play」で提供を開始する。

●5GBのwebストレージを無料で提供、「Evernote」との連携機能も搭載

「フォトコレクション」は、写真や動画を5GBまで無料で保存できるストレージサービス。スマートフォン、タブレット、PCなど、さまざまなデバイスから閲覧できるほか、クラウド上で顔やシーンを識別して自動でグループ分けするなどの整理機能を備える。

外部サービスのEvernote、Eye-Fi、ハイカムと連携し、各サービスで保存された写真・動画を一括で閲覧・整理できる。ファイルの保存期間は、サービス登録期間中は無制限。8月から「Google Play」で提供を開始する。

●質疑応答で「iモード」端末の展開に言及、Windows Phoneは今冬の予定

2012年夏モデルのラインアップとして、スマートフォン16機種、タブレットとキッズケータイ、モバイルWi-Fiルータ3機種の全19機種を発表したドコモ。「iモード」端末を出さなかった理由について、山田隆持社長は「(iモード端末は)前回(発売した)モデルで1年間対応していきたい。市場性がなくなったということではない」と説明した。

また、Windows Phoneの発売については、「正式に決定したわけではないが、冬モデルぐらいから導入できないかと検討している」とした。

→「dマーケット」で展開する新サービス「アニメストア」の詳細はこちら。

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