(左から)中村アン、木梨憲武、室井滋、上川隆也、さかなクン

全米で3週連続No.1ヒットを記録しているディズニー/ピクサー最新作『ファインディング・ドリー』の七夕プレミアが7月6日、東京・日本橋三井タワーアトリウムで行われ、日本語版のキャストを務める室井滋(ドリー役)と木梨憲武(マーリン役)、上川隆也(タコのハンク役)、中村アン(ジンベイザメのデスティニー役)、そして日本語版の海洋生物監修を務めたさかなクンが出席した。

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2003年に公開され、現在もディズニー/ピクサー作品として国内歴代1位の成績を維持する『ファインディング・ニモ』の13年ぶりとなる続編。小さなニモの奇跡的な冒険から1年を経て、今度は忘れんぼうのドリーが、生き別れになった家族を探しに大冒険を繰り広げる。前作から続投する室井は「100%、200%満足してもらえる作品」とアピールし、木梨も「すごいストーリーに、すごい映像。間違いなく見たほうがいい」と自信を示した。

七夕のお願いごとを聞かれると、木梨は「『ファインディング・マーリン』、あるかなあ」と自身が演じるマーリンを主人公に据えた“続編”に意欲満々。室井もドリーとの再会を願い、「(タコの)ハンクは足が7本なんですよ。だから、ハンクの足を探す『ファインディング・ハンクの足』もいいかも」とこちらもシリーズの継続に期待を寄せた。

この日はナンヨウハギ(ドリー)、カクレクマノミ(ニモ、マーリン)が泳ぐ映画とコラボしたアートアクアリウムがお披露目され、さかなクンが両種の生態をギョギョっと解説。「普段はイソギンチャクと仲良く暮らすニモとマーリンが、外の世界に飛び出る姿に勇気をもらった」と熱弁した。また、室井から「ナンヨウハギと、カワハギは違うの?」と質問されると、「ナンヨウハギはスズキの仲間、カワハギはフグの一種で、猫とモグラくらい違います」と説明した。

『ファインディング・ドリー』
7月16日(土) 全国ロードショー

取材・文・写真:内田 涼