七夕の願い事を披露した満島ひかり

 映画『ONE PIECE FILM GOLD』完成披露イベントおよび試写会舞台あいさつが6日、東京都内で行われ、ゲスト声優の満島ひかり、濱田岳、菜々緒、北大路欣也、声優の田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、山路和弘と宮元宏彰監督が出席した。

 3年半ぶりの劇場版シリーズ最新作となるこの作品は、原作者の尾田栄一郎氏が総合プロデューサーを務め、原作の世界観はそのままに“究極のエンターテインメント”を描く。イベントでは翌日の七夕にちなんで登壇者がそろって浴衣と甚平姿で登場した。

 2000年に沖縄出身アイドルグループFolder5の一員としてアニメの2代目オープニングテーマ「Believe」を歌っていた満島は、歌姫・カリーナ役で「16年ぶりに同じ作品に戻ってこられて本当にうれしいし、楽しかったです」と大喜び。「まさか私が役者さんになって先輩たちの背中を見て仕事をすることになるなんて考えてもいなかった。予感していなかった夢のような再会に心躍りました」と興奮気味に語った。

 作品の大ファンという濱田は「ちょっとでも作品にかかわれたこと、“タナカさん”というある種色物の役をいただけたことはファン冥利に尽きる幸せな出来事でした」と万感の思いを語り、「最終的にはロビンももっと羽交い絞めきつくして、サンジももっと蹴ってくれて大丈夫と、ファンがはしゃいでいるようになってしまった。職業体験に来ちゃった子どものように楽しかったです」と笑わせた。

 また、タイトルにちなんだ“GOLD”な願い事をしたためた短冊もお披露目し、「カリーナのお●ぱいを!」と書いた満島は「一度体験してみたい。尾田さんが少年たちに夢を持たせるために女性は“ボイン”で貫いているらしいのですが、本当に大きいんです。こんなに大きくなったことがないから、人とはどんな距離になるのか、どんな声を出せばいいのかと思いました」と笑いを誘い、菜々緒も「バカラのような体になれますように」と同意した。

 映画は7月23日からロードショー。