趣味は先出し&後出し

趣味はたくさん持っていなくてもいいのです。ただ、先に話しておく趣味と、あとから明かす趣味を一つずつ決めておきましょう。「情報は小出し」にすることが大事です。それぞれ全く違う分野ならいいですね。

運動やスポーツ観戦、ダンス系などスポーティな趣味と、書道やお花など、体を動かさないおしとやかな趣味。読書などの頭を使う趣味には、日曜大工・DIYの男っぽい趣味などの正反対の趣味を言ってみるとかなり意外性が。

デートの話題もその都度チェンジ

毎回とりとめのない話もいいですが「テーマ別のおしゃべり」をするのも楽しいです。つまり、テーマ別デートをしてみると自然にテーマ別の話題で盛り上がります。本の話ばかりする書店デートや、お互いの得意分野を生かした美術館などの芸術デート、音楽の話ばかりのライブハウスデート。

行く場所が違うと自然に話題も変わってきます。初めての道や電車、知らない街……。遠い場所のレストランに行くだけでも変化があってグッド。

雑談はカフェばかりではなく、マンガ喫茶に変えてみるのはどうでしょう。

「過去の私は○○なの」

落ち着いているあなたなら、昔はやんちゃ系だった。大人の雰囲気なら、昔はバンド大好き少女だった。セクシー系ならスポーツ少女だった……「過去の私は、今の私とまったく違うの」というのもビックリするギャップです。

もちろんディープでなくてもOK。そんな部分や気質もあるんだなと思ってもらえればいいわけです。“昔の自分”を教えるということは素顔を見せることと同じですから、何となくドキドキするものです。


ギャップは「自分の見た目や雰囲気」の別の一面を指しますが、行動や行動範囲を広げると「ギャップ以上のギャップ」となるでしょう。

多面性のある女性は、少女と大人二人の存在を持ち合わせているようで、とても魅力的。すべてさらけ出さずに小出しにし、多面性を出して新鮮な驚きを与えることが飽きられないコツだと思います。髪型チェンジをはじめ、カンタンにできる多面性の演出をぜひ試してみてくださいね。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。