前代未聞の「デコトラ演劇」出現!タップ、三味線、ポールダンスが入り乱れる、カオスで神々しい“祭り”【レポート】

2016.7.13 16:30

日本で唯一の台湾式ステージトレーラーを使った、前代未聞の野外演劇プロジェクト「日輪の翼」が、横浜を皮切りとして開幕。公演の模様を美麗写真とともにレポート!

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日本で唯一の台湾式ステージトレーラーの上で、神々しいまでに花開く

「ステージトレーラー」という車をご存知だろうか? ステージトレーラーとは、トレーラーの荷台が舞台になっているステージカーで、台湾では700~800台も走っているそうだ。

そんな「ステージトレーラー」が、横浜赤レンガ倉庫にやってきた。やなぎみわ氏による、日本で唯一の台湾式ステージトレーラーを使った前代未聞の野外演劇プロジェクト「日輪の翼」が、横浜を皮切りとして開幕したのである。

「演劇」にとどまらないパフォーマンス

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「日輪の翼」の舞台は、原作となる中上健次の小説『日輪の翼』をベースとし、同著者の『紀伊物語』、『千年の愉楽』等からも物語が盛り込まれている。

物語の元となった『日輪の翼』は、熊野の<路地>から立ち退きを命じられた老婆たちが、同じ<路地>出身の若者が運転する冷凍トレーラーに乗って、流浪の旅をするロードノベルである。

出自の同じ、老婆たちと若者たち。道中で老婆たちは神々に出会い、若者たちは女漁りに走る。エロティズムと信仰……。トレーラーをステージにし、ロードノベルが繰り広げられる。

演劇としても見ごたえのある作品であるが、「日輪の翼」を観劇し、この舞台を『演劇』とひとくくりにすることは憚れる。パフォーマンスの内容が、役者による演劇にとどまらないのである。

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