6月5日(日)に東京都葛飾区を舞台に開催された「柴又100K」。柴又公園から埼玉県へ入り、茨城県まで到達したら折り返す100kmのウルトラマラソン大会です。今回はそんな「柴又100K」について、実走レポートをお届けします。

小雨が降り続ける中でのスタート

スタート時点、空はあいにくの雨模様でした。小雨がしとしと降り続ける中、柴又公園には多くのランナーや応援の方々が訪れます。気温が高めということで、小雨が涼しく走りやすいコンディションを作ってくれているように感じるほど。しかし空は明るいので、ほどなく雨が止むことが予想できます。

会場に設けられたテントには、スタート直前まで雨を避けようというランナーがたくさん。身体を冷やさないようにというよりは、できるだけウェアやシューズを濡らさずスタートしたいという意図でしょうか。私は特に雨対策などせず待機していましたが、他にも雨合羽を着用したり、傘をさしたりする人の姿が多く見られました。

そして、いよいよスタート時間。混雑を避けるため、申告タイム順に複数ブロックに分けられ、10分毎のウェーブスタートとなります。開会の挨拶が始まると、

「いよいよ走り始めるぞ」

といった緊張感が伝わってきました。相変わらず雨は降っていますが、走るのに邪魔になるレベルではありません。そして6:30、遂に100kmの道程へとランナー達が走り始めます!