田中美南(日テレ・ベレーザ) (C)J.LEAGUE PHOTOS 田中美南(日テレ・ベレーザ) (C)J.LEAGUE PHOTOS

『2016プレナスなでしこリーグカップ』決勝トーナメント決勝&準決勝のチケットが今週末発売される。3年ぶりに復活した『2016プレナスなでしこリーグカップ』は現在、グループステージ真っ只中。そこで、A・B両グループのここまでの戦いぶりを見てみたい。

2016プレナスなでしこリーグカップ 決勝/準決勝 チケット情報

Aグループは4勝1分・勝点13で日テレ・ベレーザが1位、3勝1分1敗・勝点10でINAC神戸レオネッサが2位、2勝2敗・勝点6でジェフユナイテッド市原・千葉レディースが3位で続く。1勝4敗・勝点3で4位・伊賀フットボールクラブくノ一、5位・コノミヤ・スペランツァ大阪高槻となっている。中断中の『2016プレナスなでしこリーグ』でも2位・AC長野パルセイロ・レディースに勝点4差をつけて首位に立つ日テレが、25得点1失点と圧倒的な強さを見せ付けている。

一方のBグループ。こちらは混戦模様だ。1位は3勝1分1敗・勝点10のベガルタ仙台レディース、2位は3勝1敗・勝点9の浦和レッドダイヤモンズレディース、3位は3勝2敗・勝点9の長野、4位は2勝3敗・勝点6のアルビレックス新潟レディース、5位は1分4敗・勝点3の岡山湯郷Belle。前記の通り『2016プレナスなでしこリーグ』2位の長野がB組3位に甘んじ、『2016プレナスなでしこリーグ』最下位に沈んでいる浦和がB組暫定2位につける逆転現象が起きている。こちらはグループステージ最終節まで上位2枚の決勝トーナメントへのキップをかけた争いはもつれそうだ。

得点ランキングを見ると、横山久美(長野)が8ゴールを量産する。A組1位タイの田中美南(日テレ)、植木理子(日テレ)が4得点、B組2位の上尾野辺めぐみ(新潟)が3得点と言えば、横山がいかに突出した数字を残しているかわかるだろう。横山はリーグ戦でも2位・田中の8得点を大きく突き放す12ゴールを叩き出している。

『2016プレナスなでしこリーグカップ』決勝トーナメント準決勝は8月27日(土)に柏の葉公園総合競技場(千葉県)と三木総合防災公園陸上競技場(兵庫県)、決勝は9月3日(土)・味の素フィールド西が丘(東京都)にてキックオフ。3会場とも『2016プレナスなでしこリーグカップ2部』も同日開催。チケットは決勝・準決勝ともに7月16日(土)午前10時より一般発売。