オーウェン・ファレル(イングランド代表) (c)スエイシナオヨシ

イングランドの4大会ぶり2度目の優勝か、南アフリカの3大会ぶり3度目の優勝か。いよいよ『ラグビーワールドカップ2019』決勝が目前に迫った。気になるメンバーは以下の通り。

【イングランド代表】
1マコ・ブニポラ、2ジェーミー・ジョージ、3カイル・シンクラー、4マロ・イトジェ、5コートニー・ローズ、6トム・カリー、7サム・アンダーヒル、8ビリー・ブニポラ、9ベン・ヤングズ、10ジョージ・フォード、11ジョニー・メイ、12オーウェン・ファレル、13マヌ・ツイランギ、14アンソニー・ワトソン、15エリオット・デーリー、16ルーク・カワンディッキー、17ジョー・マーラー、18ダン・コール、19ジョージ・クルーズ、20マーク・ウィルソン、21ベン・スペンサー、22ヘンリー・スレード、23ジョナサン・ジョセフ

【南アフリカ代表】
1テンダイ・ムタワリラ、2ムボンゲニ・ムボナンビ、3フランス・マルヘルベ、4エベン・エツベス、5ルード・デヤハー、6シヤ・コリシ、7ピーターステフ・デュトイ、8ドゥエイン・フェルミューレン、9ファフ・デクラーク、10ハンドレ・ポラード、11マカゾレ・マピンピ、12ダミアン・デアレンデ、13ルカニョ・アム、14チェスリン・コルビ、15ウィリー・ルルー、16マルコム・マークス、17スティーブン・キツホフ、18ビンセント・コッホ、19RG・スナイマン、20フランコ・モスタート、21フランソワ・ロー、22ハーシェル・ヤンチース、23フランス・ステイン

両軍とも準決勝からメンバーがひとり代わった。イングランドの先発はそのまま、ニュージーランド戦で負傷したSHウィリー・ハインツに代わって緊急招集されたスペンサーがベンチに入った。一方、南アはウェールズ戦を欠場したWTBコルビが戦線復帰し、マピンピとの快速コンビを実現する。

ともにフィジカルには自信を持っている。スピーディで力強いディフェンスでプレッシャーをかける。スクラムとラインアウトのセットピースも高い成功率を誇る。イングランドがHOカワンディッキー、CTBツイランギ、WTBメイが3トライと幅広い攻撃を見せれば、南アはマピンピが5トライとエースが決定力の高さを見せ付ける。敵陣でペナルティを得れば、イングランド・SOフォード(CTBファレル)と南ア・SOポラードという高精度のプレースキッカーもいる。さらにエディー・ジョーンズとラシー・エラスムスという名将が控えるのだ。まさにイングランド×南アはがっぷり四つ、決勝にふさわしいカードと言える。

極上の44日間のクライマックスとなる『ワールドカップ』決勝・イングランド×南アフリカは11月2日(土)・横浜国際総合競技場にてキックオフ。日本テレビ系列、NHK BS-1にて生中継。