『サニー 永遠の仲間たち』(C)2011 CJ E&M Corporation. All Rights Reserved

「ぴあ」調査による5月18日、19日公開の映画・満足度ランキングは、韓国で740万人動員という大ヒットを記録した人間ドラマ『サニー 永遠の仲間たち』がトップに輝いた。2位にタイムスリップしてしまった少年のひと夏を描いたアニメ『虹色ほたる〜永遠の夏休み〜』が、3位にジョニー・デップ主演、ティム・バートン監督の『ダーク・シャドウ』が入った。

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1位の『サニー…』は、1980年代のソウルを舞台に、7人の女性たちが失ってしまったものを取り戻していく姿と友情を描いた物語。出口調査では「時代設定が自分の子ども時代と重なり、優しく温かい雰囲気にずっと涙がとまらなかった」「自分の学生時代を思い出し、友だちに会いたくなった」「女友だちも捨てたもんじゃない!と思った」「女性の生き方、言葉を代弁してくれるような映画。全体から女性の素晴らしさが伝わってきた」「子どもから大人まで楽しめるハートウォーミングな作品」など、世代をこえて女性から熱い支持を集めた。

2位の『虹色ほたる…』は、少年の成長を描いたファンタジー・アニメ。アンケート調査では「ホタルや背景がキレイ。ストーリー構成もうまく見応えがあった」「キャラクターの繊細な動きを生々しいほど丁寧に描いている。物語の流れもおもしろくて大満足」「テーマは重く泣ける作品だが、主人公の成長していく様や、おばあさんの優しく包み込んでいく姿は印象的だった。親子や大切な人と観てほしい」など、10代から40代を中心に好評だった。

(本ランキングは、2012年5月18日(金)、19日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)