舞台あいさつに登場した土屋太鳳

 映画『青空エール』完成披露舞台あいさつが21日、東京都内で行われ、出演者の土屋太鳳、竹内涼真、葉山奨之、堀井新太、小島藤子、松井愛莉、平祐奈、山田裕貴、志田未来、上野樹里と三木孝浩監督が出席した。

 河原和音氏による同名漫画を実写映画化したこの映画は、トランペット初心者ながら名門の吹奏楽部に入部し夢をひたむきに追い続けるヒロイン小野つばさ(土屋)と、甲子園を目指す野球部員でつばさと互いの夢を応援しあう山田大介(竹内)の切なくも温かい“両片思い”を描く。

 舞台上では土屋と竹内の身長差に注目が集まり、土屋がキスシーンの撮影を「つばさちゃんと大介くんの恋愛はすごくすてき。でも実際にこうなるとすごく危険というか、ラブという名のアクションって感じでした」と表現して笑わせた。向かい合うと土屋の視線は竹内の腹部あたりになるそうで、竹内も「正直、この身長差があるとキスってものすごく難しいんですよ。1回、届かなくて鼻にしてしまってすごく恥ずかしかった」と振り返った。

 吹奏楽部顧問の杉村容子を演じた上野は「30になりまして先生を演じるようになりました」と語り、その指揮者ぶりについて土屋が「動きとか指とか目とか、本当にかっこよくて見とれます」と絶賛した。さらに「樹里さんはすごく可愛らしい方で、好きすぎて樹里さんになってみたいと思って拝見させていただいていました」と振り返った。

 この日がトライセラトップスのボーカル和田唱との結婚後、初の公の場となった上野は、左手薬指に指輪を光らせ、降壇時に報道陣から結婚を祝福されるとにっこり微笑んで会釈してから会場を後にした。

 映画は8月20日からロードショー。

関連記事