不可能なのだと説明する

生保レディになったワーママは、ママ友にも熱心に保険のセールストークをしてくることがあります。

角が立たないようお断りしたい。そんな時は、「親戚にも声をかけられてすでに加入しているので、もうお金の余裕がないの」というような答えかたをすると、切り抜けられるとのこと。

嫌だから、困るから……という気持ちの問題ではなく、実現不可能な状況を説明するのがポイントです。

毅然としすぎるのもどうだろう

嫌ならビシッと拒否すれば済むのでは、とカンタンに考えるかたもいますね。確かに、断る時に半端な思いやりを見せるのは命取りです。

ただ、極端に冷たくあしらうのもちょっと考えもの。

正直迷惑ではありますが、相手もノルマを課せられるなど、声かけをしなければならない事情を抱えていることが多いのです。
相手はそれをしなければならない。自分は断らなければならない。お互い、そういう立場にいるだけ。

大人の女性としては、相手のプライドを傷つけない断りかたをするのが理想的です。

ママ友同士、これからも顔を合わせる機会は少なくないでしょう。そんな事情も考え合わせると、態度は「毅然とした感じ」になりすぎず、笑顔を見せて「明るくソフトに」が好ましいのではないでしょうか。

断り上手は信頼される(かも)

ママ友トラブルの中でも、特に気分が重~くなりがちな“勧誘系”。
でも、大抵の人にとってはお断りするに決まっているものと思います。ポイントさえつかめば、案外ラクに対処できるのかもしれません。

できるだけ揉めずに、対応できるといいですね。すがすがしささえ感じられる態度で、キレイに断ることのできるママは、きっと周りから信頼されることでしょう。
参考になれば幸いです。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。