ESB-MSシリーズ(左から、A4、A5サイズ対応)

エレコムは、手書きのメモや書類をスマートフォンで撮影し、デジタル化できるスマートフォン向け文具として、マーカーシート「ESB-MSシリーズ」とふせん「ESB-FSシリーズ」を6月上旬に発売する。

無料配布するスマートフォン向け専用アプリをインストールして起動し、手書きのメモや書類を撮影すると、スマートフォンに取り込むことができる。撮影時には、アプリが自動でゆがみや傾きを補正し、きれいにデジタル化できる。また、数字のマーキングまたはふせん左下のマーカーを塗りつぶしたうえで撮影すると、デジタル化したメモを自動分類し、四つのフォルダに分けて整理できる。専用アプリの対応OSは、iOS 5.0以降とAndroid 4.0/2.3/2.2。

マーカーシート「ESB-MSシリーズ」は、透明のマーカーシートを手持ちのノートや手帳などにかぶせて撮影してデジタル化する。タイプは、ハードタイプとソフトタイプの2種類で、サイズはA4/A5/A6/A7/B5サイズ対応の5種類。データの自動分類のために、振り分けマーカーが付属する。

価格は、A4サイズ対応のハードタイプ「ESB-MSA4」が1785円、ソフトタイプ「ESB-MSTA4」が1470円、A5サイズ対応のハードタイプ「ESB-MSA5」が1470円、ソフトタイプ「1155」が1470円、A6サイズ対応のハードタイプ「ESB-MSA6」が1365円、ソフトタイプ「ESB-MSTA6」が1050円、A7サイズ対応のハードタイプ「ESB-MSA7」が1155円、ソフトタイプ「ESB-MSTA7」が945円、B5サイズ対応のハードタイプ「ESB-MSB5」が1575円、ソフトタイプ「ESB-MSTB5」が1365円。

ふせん「ESB-FSシリーズ」は、メモを書き込んだ「ふせん」本体を、専用アプリを利用して撮影する。複数の「ふせん」をまとめて撮影しても、それぞれを認識し、個別にデジタル化できる。サイズは、25×75mmの「ESB-FS01シリーズ」、75×75mmの正方形の「ESB-FS02シリーズ」、74×105mmの「ESB-FS03シリーズ」の3種類で、入り数は1冊70枚。カラーはそれぞれイエロー、グリーン、ピンクの3色。価格は各735円。