梅雨も徐々に明け、本格的な夏が到来。セミの鳴き声が日に日に大きくなっていき、朝からウンザリした気分で通勤している方も多いのではないでしょうか。それこそまさに、夏バテの症状です。

そんなカラダもココロも沈みがちになる“夏バテ”で苦しまないためにも、対策は早めにしておきましょう。

夏バテが起こってしまう、3つの原因

“5月病”など、体のダルさやメンタルの不調に対しては様々なネーミングがありますが、夏バテにはきちんとした3つの原因があります。

1:体内のエネルギー不足

車などと同じで、人も“油”をエネルギーの1つとしています。ですが、夏になると脂っこいものを避けて、そうめんなどさっぱりとしたものを摂取しがちではないでしょうか?

にもかかわらず、体の活動量は変わらないわけですからエネルギー源である油がどんどん減っていってしまい、体の不調が引き起こされてしまうのです。

2:気圧の影響でストレス大

気圧がさがると、特定の酵素が働くことによって生成する化学物質“ヒスタミン”の分泌が増えるといわれています。

通常は、適量のヒスタミンが体内で作られ、免疫系でうまく化学伝達物質として作用し、体を守る役割を果たしてくれています。ですが、気圧が変化するとヒスタミンなどの化学物質が大量生成されてしまうのです。

すると、肩こりや偏頭痛の症状が表れやすくなり、ストレスにも敏感に反応するようになってしまいます。