(画像左より) 小林慎太郎(熊本ヴォルターズ)、大河正明B.LEAGUEチェアマン、田中大貴(アルバルク東京) (画像左より) 小林慎太郎(熊本ヴォルターズ)、大河正明B.LEAGUEチェアマン、田中大貴(アルバルク東京)

7月25日、『熊本地震復興支援 B.LEAGUEチャリティーマッチ』の記者会見が行われた。8月24日(水)東京・国立代々木競技場 第二体育館にて、九州出身者や九州にゆかりがある選手が名を連ねるB.LEAGUE九州選抜と、各クラブの主力選手が揃ったB.LEAGUE選抜が一夜限りの対戦を果たすのだ。

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これまでB.LEAGUEでは熊本地震復興支援として、支援金寄付、インターネット寄付の呼びかけをしてきた。今回は三つ目の支援となり、チャリティーマッチのチケットやグッズの収益を寄付する。選手たちは合言葉の「#がんばるばい熊本」を胸に入れた特別ユニフォームを身にまとい、試合後には着用したユニフォームのチャリティーオークションを開催。試合前には出場選手全員が会場で募金活動も実施する。

大河正明B.LEAGUEチェアマンは「まだまだ復興は道半ば。何か月か経つとどうしても記憶は薄れてしまう。そうあってはいけないため、熊本地震から4か月後に試合を行う。日本を代表する選手たちのプレーを見て、笑顔になってもらえればと思う」と意義を説明した。

B.LEAGUE九州選抜の名を連ねる熊本ヴォルターズ・小林慎太郎と長崎県出身のアルバルク東京・田中大貴は次のように意気込みを語った。

「道路は復旧し、瓦礫は撤去されたが、現地では復興は何も進んでいない状態。本当は熊本で試合ができればダイレクトにメッセージを届けることができるが、震災4か月後に東京で試合をやる意義をどうにか届けたい。日本のトップ選手が集まり、熊本・九州を思ってプレーしたい」(小林)
「自分に何ができるか考えていたので、チャリティーマッチに選んでもらい感謝している。熊本の方に元気や勇気を与えられるような試合がしたい」(田中)

気になる出場予定選手は以下の通り。
【B.LEAGUE九州選抜】
小林慎太郎(熊本ヴォルターズ・SG)、中西良太(熊本ヴォルターズ・F/C)、阿部友和(千葉ジェッツ・PG)、田中大貴(アルバルク東京・SG)、永吉佑也(川崎ブレイブサンダース・PF/C)、高島一貴(横浜ビー・コルセアーズ・SF)、遥天翼(新潟アルビレックスBB・SF)、比江島慎(シーホース三河・PG/SG)、狩野佑介(滋賀レイクスターズ・SG)、津山尚大(琉球ゴールデンキングス・PG/SG)
【B.LEAGUE選抜】
桜井良太(レバンガ北海道・SF)、志村雄彦(仙台89ers・PG)、田口成浩(秋田ノーザンハピネッツ・SG)、古川孝敏(栃木ブレックス・SG/SF)、満原優樹(サンロッカーズ渋谷・PF/C)、宇都直輝(富山グラウジーズ・SG)、太田敦也(三遠ネオフェニックス・C)、中東泰斗(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ・SG)、岡田優介(京都ハンナリーズ・SG)、根来新之助(大阪エヴェッサ・SF/PF)

『熊本地震復興支援 B.LEAGUEチャリティーマッチ』のチケットは、7月30日(土)午前10時一般発売開始。