トム・ハンクス(左)、アーロン・エッカート(右) (C)2016 Warner Bros. All Rights Reserved

クリント・イーストウッド監督が手がける映画『ハドソン川の奇跡』の公開前に、主演のトム・ハンクスと共演のアーロン・エッカートが9月に来日することが発表になった。

予告編

本作は、2009年にマンハッタンで起きた航空機事故を題材にしたC.サレンバーガーの著書『機長、究極の決断「ハドソン川」の奇跡』(静山社文庫)が原作。全エンジンが完全に停止し制御不能となった旅客機を、目の前に流れるハドソン川に着水させるという究極の決断をし、奇跡の生還を果たすも、殺人未遂の罪に問われることになった男が辿る運命が描かれる。機長を演じたハンクスの来日は約3年ぶりで、副機長を演じたエッカートの来日は約8年ぶり。ふたりは9月14日(水)に来日し、ジャパンプレミアや記者会見に出席する。

また、本ニュースとあわせて本作の予告編が公開になった。映像は、サレンバーガー機長が航空機事故を回想するシーンから始る。乗客の命を救い、ニューヨーク市内に墜落するかもしれないという未曽有の危機を回避した機長は、瞬く間に国民的英雄として称賛される。だが、その裏側では機長の判断をめぐり、国家運輸安全委員会の厳しい追及が行われていた…。誰が“奇跡”を裁くのか? 奇跡の裏側に隠されたある真実を突きつける内容になっている。

早くも2017年度のアカデミー賞有力候補として注目を集める本作。巨匠イーストウッドと初タッグを組んだハンクスからどのような話が聞けるのか? 来日に期待が高まる。

『ハドソン川の奇跡』
9月24日(土) 新宿ピカデリー 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

『機長、究極の決断 「ハドソン川」の奇跡』発売中
C.サレンバーガー著 静山社文庫刊