6:食べ物の名前や由来などを説明してあげる

それでも食事をしなかったり、遊んでしまったりすることもありますよね。しかしそれは、食事に興味を持っている好奇心からくる行動です。

そんな時こそ、食事をお子さんと一緒に勉強や教育するチャンス!

どんな名前の食べ物なのか、どうやって作られているか、お子さんとお話ししたり、「フォークやスプーンが痛いって泣いているよ」と声をかけてあげたりするのもいいですね。

子どもが全く机も床も汚さずに食べられることはほとんどありません。

事前にそのことを予測して、汚れてもいいようにビニールをひいたり、ランチョンマットを広めに用意したりしておくようにしましょう。

子どもの粗相を怒ってしまうと、食事が嫌なものになってしまうこともあります。

食事中に飽きてしまったり、立ってしまったりしたら、「もうごちそうさまね。次のお食事まで待っていてね」と笑顔で声をかけてあげてください。

7:食べ終わったら「大きくなるね」と褒めてあげる

お子さんが食事を終えたら、万一全部たべられなかったとしても、「今日もよく食べたね」「大きくなるね」と褒めてあげます。このことで、次の食事が楽しみになり、食べ終えることに満足感を得てくれます。

食事の最後にフルーツやヨーグルトを用意する、などちょっとしたプチご褒美もいいですね。そして終了のあいさつ「ごちそうさま」を一緒に言って、食卓から立つようにしましょう。


子どもは大人になるための準備段階。いろいろなことを経験して、大人になっていきます。

これがおいしい、これは苦手などの好き嫌いを始め、こぼしたら汚れる、食事を中断すると後でお腹が空くなど、様々なことを覚えていきます。

時には、一緒に簡単な調理することも、食事への興味が強まります。

ぜひお子さんのチャレンジや失敗を、褒めて見守りながらサポートしていってくださいね。

株式会社Luce 代表取締役 管理栄養士、山野美容芸術短期大学講師、服部栄養専門学校特別講師、日本臨床栄養協会評議員、ダイエット指導士、ヨガ講師、サプリメント・ビタミンアドバイザーなど栄養・美容学の分野で活躍。書籍を3冊出版。本サイトではヘルスケア、食事・栄養、美容系を執筆。