『高慢と偏見とゾンビ』 (C)2016 PPZ Holdings,LLC

ジェイン・オースティンの名作に“ゾンビ”要素を足し、200万部を越えるベストセラーとなった人気小説を映画化する『高慢と偏見とゾンビ』が、9月30日(金)に公開されることが決まり、予告映像とポスタービジュアルが解禁になった。

解禁された予告映像

オースティンが1813年に発表した小説『高慢と偏見』は、18世紀イギリスの片田舎を舞台に、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを綴った物語で、恋愛小説の金字塔と称賛され、近年ではキーラ・ナイトレイが主演した『プライドと偏見』など、これまでに何度も映像化されきた。

本作は、小説の舞台を謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで注目を集めたオースティンとセス・グレアム=スミスによる著書を映画化するもの。

予告映像では、18世紀イギリスの片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹という設定はそのままだが、謎のウィルスが蔓延し、感染したものはゾンビとなって人々に襲いかかるという要素が加わり、得意のカンフーでゾンビと戦う日々を送りながらも裕福な人との結婚を夢見ている姉妹たちの姿が登場する。

主人公のベネット家の次女エリザベスを演じるのはリリー・ジェームズ(『シンデレラ』)。エリザベスとすれ違いながらも惹かれあう大富豪の騎士ダーシー役は、サム・ライリー(『マレフィセント』)。そのほかジャック・ヒューストン、ベラ・ヒースコート、ダグラス・ブース、マット・スミスら若手から重鎮まで多彩な英国俳優が集結。『セブンティーン・アゲイン』のバー・スティアーズが監督・脚本を手がけている。

中世・イギリスの紳士淑女たちが真実の愛を求めるラブロマンスに“ゾンビ”が登場するとどのような化学反応が起こるのか? 公開が楽しみになる予告映像になっている。

『高慢と偏見とゾンビ』
9月30日(金)よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー