脳活という言葉をご存知ですか?

元々、幼児教育の世界では「脳トレ」など、脳を鍛えることの有用性は以前から言われてきました。

最近、大人の世界でも脳のアンチエイジングとして、認知症を防いで脳を若返らせる活動の脳活が注目されているのです。

子ども時代から脳を鍛えることによって、将来自分で判断して行動する力を養うことができます。

勉強ができることだけが評価されていた時代から、世界で活躍できるような交渉力、臨機応変な対応力、物事を組み立てて創り出す力など、より、広域で実践的な能力を求められるようになっています。

そして、大人にも朗報です!

少し前は、ある一定の年齢になると脳は発達しないと言われていました。しかし、最近の研究では、何歳になっても脳に適切な刺激を与えれば、使われていなかった部分が活性化して発達することがわかってきているのです。

つまり、大人も子どもも、脳活することでたくさんのメリットを享受できるということ。そこで今回は、親子で楽しみながら取り組める脳活を2つご紹介します。

1:グーパーおはじきで脳活

効果

  • 五感刺激
  • 数認識力、計算力、瞬間判断力アップ
  • 写真記憶、瞬間認識アップ

材料

  • おはじき

やり方

まずは、親がおはじきを数個握ります(手はグーの状態)。そして、「321」と、掛け声をかけた後、パッと手をパーにして握っていたおはじきを落とします。

3秒ほど見せたあと、おはじきの上から布をかぶせて、おはじきを隠してください。

子どもに「おはじき何個だった?」」と聞いて、子どもが答えたあとに、布をどかして一緒におはじきを数え、答え合わせをします。

おはじきの数は、年齢や子どもの解答率によって調整してください。子どもは当たること、当たったことを褒められることでやる気が出ます。

最初は、少ない数でチャレンジし、たくさん褒めてあげましょう。

何回やっても当たるようになってきたら、飽きないように徐々に数を増やしたり、見せる時間を短くしたりしてください。

大人の脳活では、子どもがおはじきを落とします。大人は数を増やして、一瞬見たらすぐに目をつぶって答えるようにすると、子どもと一緒に楽しみながら脳活できます。