アイーンを披露した志村けん

 明治座8月公演「志村魂」の囲み取材会が29日、東京都内で行われ、出演者の志村けん、ダチョウ倶楽部(肥後克広、寺門ジモン、上島竜兵)、磯山さやか、大場久美子、桑野信義ほかが取材に応じた。

 2006年の旗揚げ以来、志村のライフワークとして毎年開催されている本舞台。第1幕ではおなじみの「バカ殿様」やコントライブ、第2幕では恒例となった志村の津軽三味線生演奏などを披露する。

 「バカ殿を舞台でやる上で、テレビとは違った苦労はある?」と尋ねられた志村は、「逆に舞台の方が、あっという間に終わっちゃうので楽しいですけどね。テレビは収録に時間がかかっちゃうから」と答えた。

 一方、TV版の“バカ殿”に何度も出演した優香が、俳優の青木崇高と6月に結婚。今月27日に都内の明治神宮で挙式を上げたばかりとあり、「優香さんが結婚されたということで…」とリポーターから質問が飛ぶ一幕もあったが、すかさず関係者が「すみません。舞台以外の質問はご遠慮いただいております。他の質問でお願いします」とシャットアウトした。会場が微妙な空気に包まれる中、志村は「こういう雰囲気になるんだ…」とただただ苦笑いだった。

 また、舞台の演目名「先(ま)づ健康」について志村は「高齢化社会だし、まず(大事なこと)は自分も含めて健康じゃないかなと思って」とその意図を説明。「健康でないと仕事もできないし、酒も飲めない。健康じゃないとこれから結婚もできないしね」と冗談めかしつつ、近々結婚の予定があるのかについては「ありません」とあっさり回答。「5年以内?」という質問にも「分かんないですね」と消極的だった。

 そこで「隣の磯山さんは独身ですが」と勧められた志村は「誰でもいいわけじゃない」と語った。「こっちもです!」と“応戦”した磯山を、志村は「おまえは(相手が)野球選手かなんかじゃなかったけ?」とからかい、場を和ませた。

 舞台は30日~8月7日、都内、明治座で上演。

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