『リトル・ミス・サンシャイン』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のポール・ダノが、監督デビューを果たすことになった。作品は1990年に出版された小説の映画化『Wildfire』。主人公はティーンエイジャーの男の子。家族とともにモンタナに引っ越した頃から、両親の関係が崩れ始める。

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脚本は、ダノと恋人のゾーイ・カザンが共同執筆。ダノとカザンは、カザンが脚本を書いた『ルビー・スパークス』で共演したが、今作には、ダノもカザンも映画に出演はしない模様だ。

ダノは最近、『ラブ&マーシー 終わらないメロディー』や『グランドフィナーレ』などに出演。また、BBCが放映した4回からなるミニシリーズ『戦争と平和』にも出演している。現在は、ポン・ジュノ監督の『Okja』を撮影中。共演はリリー・コリンズ、ジェイク・ギレンホール、ティルダ・スウィントン。

文:猿渡由紀