侍ジャパン・稲葉篤紀監督 侍ジャパン・稲葉篤紀監督

本日11月11日(月)より『2019 WBSCプレミア12』がスーパーラウンドに突入する。3戦全勝でグループBを1位突破した日本をはじめ、A組1位・メキシコ、A組2位・アメリカ、B組2位・チャイニーズ・タイペイ、C組1位・韓国、C組2位・オーストラリアが決勝に勝ち進む上位2位を目指しリーグ戦を展開するのだ。今大会ではオープニングラウンドの同組対決の結果はスーパーラウンドに持ち越しとなる。つまり、A組・メキシコ8-2アメリカ、B組・日本8-1チャイニーズ・タイペイ、C組・韓国5-0オーストラリアの結果がそのままスーパーラウンドにも反映され、それぞれ1勝もしくは1敗からスタートとなるのだ。

侍ジャパンはここまで投打ともに好調である。鈴木誠也が11打数5安打2本塁打9打点2盗塁とまさしく四番の仕事を全うすれば、二番・菊池涼介も12打数6安打2打点4得点と適時打とチャンスメイクの両立を果たす。『日本シリーズ』からバットが湿っていた“サカマル”こと、坂本勇人と丸佳浩にもヒットが出てひとまず安心である。投げては高橋礼がプエルトリコ戦で6回1安打無失点と出色の出来。4回1失点の山口俊、3回無失点の今永昇太とともに先発3本柱を形成する。本日のオーストラリア戦は山口が先発し、明日のアメリカ戦は高橋、13日(水)のメキシコ戦は今永が先発濃厚とされる。

侍ジャパンを率いる稲葉篤紀監督は「オープニングラウンドの3連戦を勝てて前に進んだ。少しずつ自信を持ってきた。いい状態にきている」と手応えを口にしつつ、「コミュニケーションと結束力。チームがひとつになったところが勝っていく。結束力を持って臨んでいきたい」と今後の勝敗の鍵を語った。さらに「大事なのはつなぎ。“塁に出る”“送るところは送る”、後ろにつなぐという気持ちが大事」と続けた。

『2019 WBSCプレミア12』スーパーラウンドは11月11日(月)~13日(水)・15日(金)・16日(土)・東京ドーム、11日(月)・12日(火)・ZOZOマリンスタジアムにて開催。スーパーラウンドの組み合わせは以下の通り。11月11日(月)12:00メキシコ×チャイニーズ・タイペイ/19:00日本×豪州・ZOZOマリン、11日(月)19:00韓国×米国・東京D、12日(火)12:00メキシコ×豪州/19:00日本×米国・東京D、12日(火)19:00韓国×チャイニーズ・タイペイ・ZOZOマリン、13日(水)12:00米国×豪州/19:00日本×メキシコ・東京D、15日(金)12:00米国×チャイニーズ・タイペイ/19:00韓国×メキシコ・東京D、16日(土) 12:00チャイニーズ・タイペイ×豪州/19:00日本×韓国・東京D、17日(日) 12:00 3位決定戦/19:00決勝・東京D。チケット発売中。