ルーベラ・木村・カエレ、YURAサマ (撮影・フクシアヤミ)

「ミュージシャンが音楽しかやっちゃいけないわけじゃない」

――Daccoの「エアロビコンサート」はテレビの取材を受けていたりして、エアロビクスの知名度アップに貢献していますよね。

木村:俺より全然メディアに出てますよね。

YURAサマ:協会費とか免除してくれへんかな〜(笑)。

――逆に資格を取得することで、批判などはあったのでしょうか?

YURAサマ: 自分で言うのもなんだけど、キャラで許されている部分があるよね! それは自分でもちょっとわかってるんですよ、「僕なら許される」って(笑)。

――それは、ドラマーなのにステージで踊ったりするなど、これまでの過去の積み重ねですよね。

YURAサマ: そうなんですよ、そういうアレなんですよ。たとえば、10月からオンラインサロンを始めたんですけど、そこでは音楽の話は一切しないんです。

――一体何をするんですか。

YURAサマ:「コスプレチームを作ってコミケに出よう!」とか、「農園を借りて野菜を作って、それを皆で料理して食べよう」とか。他にもカフェを作るとか、子供から大人まで参加できる「発表会」をやりたいとか、構想は色々あるんです。

――楽しそうですね(笑)。

YURAサマ:でしょう?(※自信満々げに)「ミュージシャンがこんなことするなんて!」みたいな批判もなく、「YURAサマらしいね」と。ついに俺はここまできたかと思いました。なんでも許されるんだなって(笑)。

ミュージシャンって、音楽の事以外をやると批判されがちな傾向にある。でもそれは僕には当てはまらないんですよ。

ルーベラ・木村・カエレ、YURAサマ (撮影・フクシアヤミ)

――そんな自由なYURAサマさんをみて、木村さんが資格を取るという面白い流れもできてますね。

YURAサマ:さっきも言ったように「好きでやっている」んですよね。人生、好きでやっていることが多いのは、ハッピーなことですよ。だからみんなどんどんいろんなことをやればいいと思う。人に迷惑をかけているわけでもないですからね。むしろ木村くんもだけど、より多くの人を喜ばせようとしているじゃないですか。

木村:ミュージシャンが音楽しかやっちゃいけないわけじゃないですし、バンドがおろそかになったりするんだったらそれは批判されても仕方がない。そこはちゃんとやった上なら、批判される事はないんじゃないかな。

「今の時代、ミュージシャンも酒、タバコ、不健康みたいなイメージじゃなくなってる」

――ちなみに、他にとりたい資格はありますか?

木村:文部科学省が後援してるらしい、「健康管理能力検定」が気になっています。生活リズムなどに特化したものらしいんですけど。

YURAサマ:基本、賢そうな方向にいくよね?

木村 :(笑)。こないだBREAKERZのSHINPEIさんが「有吉反省会」に出ていたときに、その資格を取りたいって話してて、「俺もそれ取ろうとしていたのに!」って(笑)。あの方もすごく資格を持ってるんですよね。今の時代、ミュージシャンも酒、タバコ、不健康当たり前みたいなイメージじゃなくなっていますよね。

YURAサマ:皆がどんどん健康になって、勉強をするようになっていったら、僕は逆にタバコとお酒を始めますね。そうすれば、そっちの方が目立てる!

――(笑)。とはいえ、健康は大事ですよね。ファンの人も参考になると思うので、健康に気をつかっていることを聞かせてください。

木村:食事には気をつけてますね。糖質も脂質も完全にはカットしません。あくまで「とりすぎない程度」くらいですが。あとは、バランスが崩れてしまうので、きちんと3食とるようにしています。

――ツアー中だと、食べられるものも限られてくると思うんですが、その場合はどうしてます?

木村:コンビニのサラダチキンやサラダを単品で買ってバランスをとったりとか。割高になってしまいますけど。あとは、まあ諦めて地方の美味しいものを食べる(笑)。