イベントに出席した松平健(左)と吉木りさ

 映画『X-MEN:アポカリプス』のスペシャル・プレミアが1日、東京都内で行われ、日本語吹き替え版でアポカリプスを演じた松平健、スペシャルサポーターの吉木りさが出席した。

 本作は、『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』のストーリーを締めくくる三部作の完結編。

 史上最強の敵、“神”アポカリプス役で洋画の吹き替えに初挑戦した松平は「史上最強の敵といっても悪役ではない。いわば世直しの神として登場しますので、ぜひその魅力を感じてほしい」と呼び掛けた。

 アポカリプスの配下である女性剣士サイロックの衣装に身を包んだ吉木は、大学時代に初めてシリーズを見てからのファンだといい、「壮大なストーリーとアクションにハマって最新作は毎回見ています。サイロックはクールビューティーで女性として憧れます」と語った。

 衣装のセクシーさにも「ちょっとドキドキしますが、サイロックの身体能力が私にも身についたのではないかと思うぐらいパワーあふれるすてきな衣装」と喜んだが、隣に立つ松平は「いや、ええ。頼もしいですね」と恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべた。

 また、俳優の和田正人との交際発表後初めての公の場となった吉木だが、報道陣から交際について問われると、手にしたマイクを通して「すみません、今日は『X-MEN』なので」と笑顔を見せただけで、多くは語らなかった。

 イベント後の囲み取材には松平のみが出席し、9歳の長男と映画を見たところ「ちょっと怖いと言っていました。子どもには早かったかな」と明かした。さらに、この日離婚を発表した高島礼子には「彼女の決めたことですから、それを乗り越えて次の人生に向かっていくんじゃないですか。味方をする人はいっぱいいますから。頑張ってください」とエールを送った。