メル・ギブソンとショーン・ペンが、『The Professor and The Mad Man』で共演することになった。ギブソンが演じるのはタイトルにある教授のほうで、ペンの役は狂った男のほうだ。

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映画は、1857年にオックスフォード英語辞典が作成され始めた時の実話を描くもの。大学教授ジェームズ・マーレー(ギブソン)のほかに、狂人と思われて精神病棟に入れられていたウィリアム・チェスター・マイナー博士(ペン)も、大きな貢献をした。

ギブソンは原作本の映画化権を20年ほど前に取得しており、今作ではプロデューサーも兼任する。監督は、ギブソンの『アポカリプト』でギブソンと脚本を共同執筆したファラド・サフィニア。撮影は10月にスタートする。

ギブソンの最新作は、この秋北米公開予定の監督作『Hacksaw Ridge』。第二次大戦を舞台にしたアクションドラマで、アンドリュー・ガーフィールドらが出演する。ペンの最新作は、カンヌ映画祭で上映された監督作『The Last Face』。

文:猿渡由紀