グループを超えて楽しく撮影中のセヨン&ヨンミン。実は昔からの仲良しさんというふたりのナゾは雑誌『韓流ぴあ 9月号』(8月22日発売)にて

平将門の怨霊が憑く織田信長と、彼と対峙した仏門のカリスマ・顕如を軸に、激動の戦国時代の欲望渦巻く世の中と人間模様を描く歴史ファンタジー舞台『Honganji』。今年初め、観客数3万人を突破した本舞台が、『Honganji-リターンズ-』としてこの夏再演が決定。8月21日(日)から27日(土)まで、東京・明治座で上演される。

初演に続いて2度目の出演となるMYNAMEのセヨンと、新キャストで今作が演劇初挑戦のBOYFRIENDのヨンミンのふたりに、役柄と見どころについて語ってもらった。

――セヨンさんは2回目、ヨンミンさんは初の『Honganji』の舞台です。出演のオファーをもらったとき、どんな気持ちでしたか?

セヨン「まず、『Honganji』という舞台が再演するということ自体がとても幸せでした。そして、また呼んでいただけてうれしかったです」

ヨンミン「韓国でも演劇の経験はないので、正直、『僕にできるかな?』という心配が先にたちました。オファーを頂いて、初演の動画を見せていただいたのですが、深い意味とメッセージが込められている作品だと思い、やってみたい!と思いました」

――おふたりの役柄について教えてください。

セヨン「僕が演じる下間仲世(しもつま なかとし)は、本願寺の家臣だった実在の人物。落ち着いていて真面目で無駄口を叩かない、一言で言って、僕と正反対の男です(笑)。だから、すごく難しくて。僕はたくさんセリフを言いたいのに役柄上セリフもあんまりないし、演出家さんに重厚な感じを求められるし。だから、舞台にあがるときは、違う人格を空からおろしてきて、臨んでいます」

ヨンミン「僕が演じるのは、橋本雷(はしもとらい)という織田信長側のスナイパー。父親を殺した敵への復讐に燃える男です。冷徹で人を殺すことも躊躇しないサイコパス的な男ですが、本当は寂しくてかわいそうな人物だと思うんです。そういう雷の心の奥底にある本質をうまく演じたいと思います」

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