(1)ジークンドー

例えば、「ジークンドー」。こちらは、あのブルース・リーさんが考案したスポーツ、というか武術です。同書の説明では、「相手の攻撃を制し自分の攻撃のみをヒットさせるという攻防一体のスタイル」で、キック、パンチ、投げ、関節技、武器、なんでもありの総合格闘技とのこと。ブルース・リーファン、格闘技ファンの方、挑戦してみますか? まだ、競技人口はさほど多くなさそうです。

(2)ラケットボール

続いて、「ラケットボール」。こちらは1950年頃にアメリカで生まれたスポーツです。直径6cmのゴムボールとラケットを使用し、4面の壁+天井+床の6面がコートとなります。「サーバーが正面の壁にボールを当て、床にボールが2バウンドする前に正面の壁に打ち返す。

通常、1ゲーム15点で行われ、2ゲーム先取した方が勝ち」とのことです。トップレベルにもなるとボールスピードが300kmを超えることも。動体視力と運動神経に自信のある方、ぜひ、トライを!

(3)シャッフルボード

さらに、「シャッフルボード」とは何でしょうか。こちらも歴史が深く、中世期スコットランドの貴族の間で流行ったそう。「2人の選手がキューを使いディスクをコート反対側の得点エリアに交互にシュート。ひとり4回のシュートで1フレーム。先行・後攻を交互に行い、計16フレームの合計点で勝敗を競う。

いったんは得点エリアに入ってたディスクも、相手ディスクに追い出された場合0点になったりと、微妙な駆け引きが勝敗をわける」と説明されています。冬季オリンピックの競技「カーリング」に近いイメージでしょうか。頭脳プレイが必要となりそうです。

(4)デジタルスポーツシューティング

最後に、「デジタルスポーツシューティング」。こちらは既にオリンピック種目にもなっているピストル射撃のデジタル版です。射撃種目は飛んでいるお皿を撃つクレー射撃のイメージが強いですが、この競技では止まっている標的を撃つことになります。集中力が勝負の鍵となりそうですね。

「シャッフルボード」「デジタルスポーツシューティング」は、ある程度の年齢から始めたとしても、頭脳と集中力が勝負できるので、本当に日本代表になれるかもしれませんね。実際にオリンピックの公式種目として認定されないと、オリンピアンにはなれないので、まだ少し先のことになりそうですが、今から取り組んでいても良いかもしれませんね。

ご自身のオリンピック出場はワクワクすることですが、誰かにその思いを託してみるのも良いかもしれません。例えば、まだ小さいお子さんには、未知の可能性がたくさんありますので、ぜひ、いろんなスポーツにチャレンジし、その可能性を見出してもらいたいところです。自分の子どもがオリンピックで活躍する姿をスタンドから見守ることは、親として醍醐味といえるでしょう。