「科楽特奏隊」って何者!? 特撮への熱い愛を語る「音楽で特撮の面白さを表現したい」

7月20日に特撮カバーソング集『空想科楽カバーズ ウルトラ グレイトフル ヒッツ 2』と、シングル『ご当地怪獣のテーマ』をリリースした科楽特奏隊。結成の経緯や新作について、そして特撮への愛を語っていただきました!

科楽特奏隊科楽特奏隊

科楽特奏隊とは何者なのか?

北斗ヒョウリ(Vo/G)北斗ヒョウリ(Vo/G)


ーー科楽特奏隊は公式サイトによりますと、”幼少期より特撮をこよなく愛し続けてきた精鋭の若手ミュージシャン達が集結。往年の特撮文化を未来に伝えるべく日夜出動する「正義と怪奇のダンスフロア対応型特撮リスペクトバンド”とのことですが、結成の経緯を教えて下さい。

北斗ヒョウリ(以下・ヒョウリ):僕たちは地球で活動するミュージシャンというのは仮の姿で、実は特撮を愛し、特撮を守り、特撮を広める活動をしております。発起人はベースのライダーンです。

モロボシ・ライダーン(以下・ライダーン):僕がある夜…、ふっと「こうもじったら面白いな」と、「科楽特奏隊」というバンド名を思いついて、ヒョウリ隊員にメールを送ったのが始まりです。

ヒョウリ:子供の頃からずっと特撮番組や特撮音楽が好きで、でも表立って「好きです」っていう人は周囲のミュージシャンにあまりいなくて、ひとりで本を読んだりイベントに足を運んでいたりしていたんです。

ライダーンと出会い、お互いに特撮好きだということで意気投合し、ちょうどその年に「特撮博物館(※2012年に東京都現代美術館にて開催された特撮をテーマにした展覧会。正式名称は『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』)」があって、その開会式に潜り込んだんですけど、庵野秀明さんが

「特撮というものを残していかなくてはならない、それぞれが特撮の良さを伝えていかなくては」

みたいなことを仰ってて…、その言葉に感銘を受けました。

僕たちはミュージシャンなんで、バンドや音楽で特撮を表現したり、特撮の面白さを伝えたりしたら面白いんじゃないかと思ったんです。

モロボシ・ライダーン(B/Vo)モロボシ・ライダーン(B/Vo)

ーー特撮カバーを中心にしたバンドというコンセプトですが、バンドのメンバーはすぐに集まりました?

ライダーン:いいえ、まったく(笑)。

ヒョウリ:僕、ベースのライダーン、ギターの遼秀樹は元々特撮好きなのは知っていたので、そこはすぐ集まったんですが「ドラムがいない」ってことになり、探してたんです。

その中で、益田森、って岸田森(※『怪奇大作戦』、『帰ってきたウルトラマン』、『ファイヤーマン』などに出演し、円谷特撮と縁の深い俳優)と一文字違いで、漢字が似てるしコイツにしようって。

ライダーン:運命だと思って。

ヒョウリ:で、無理やり引き込みました。最初は男4人バンドだったんですけど、やはり特撮といえば「紅一点」が欲しいじゃないですか。 なかなか適任がいなくて。なんたって「紅一点」はハードルが高いですからね。

エミソンヌ:そしたらある夜に…。

エミソンヌ(Sy/Vo)エミソンヌ(Sy/Vo)

ーーまた「ある夜」!

エミソンヌ:わたしのお父さんは岡本英郎といって、『ゴジラvsデストロイア』に登場する怪獣「デストロイア」のデザインなどをしていたんです。それをヒョウリ隊員やライダーン隊員が知った夜がありまして。

ヒョウリ:「特撮サラブレッドじゃん!」と。

エミソンヌ:発見されまして(笑)、シンセを弾くことになりました。

ヒョウリ:だから特撮好き、お父さんがデザイナー、名前が似てる、という運命があって集まったバンドなんです。

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