デビッド・フィンチャーが、『ワールド・ウォーZ』続編の監督に決まるかもしれない。主演とプロデューサーを兼ねるブラッド・ピットは、フィンチャーと過去に3度組んでおり、今作で再びコラボレーションをすることを望んでいるようだ。

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2013年に公開された1作目はマーク・フォースターが監督したが、予算オーバーや撮り直しなどトラブルが絶えず、ピットとの関係も悪化して、続編には呼ばれないことが明らかだった。一度は『インポッシブル』のJ・A・バヨナに決まるも、バヨナは『ジュラシック・ワールド』の続編に声がかかり、こちらを降板し、ピットらプロデューサーは、再び監督探しを始めることになっている。

続編の北米公開は来年6月9日。このスケジュールを守るのであれば、すぐにでも撮影に入る必要がある。

フィンチャーの最近作は、2014年の『ゴーン・ガール』。Netflixの『ハウス・オブ・カード 野望の階段』の製作総指揮も務めている。
文:猿渡由紀