福士蒼汰主演で『BLEACH』実写映画化

週刊少年ジャンプで連載中の人気コミック『BLEACH』が、福士蒼汰主演、佐藤信介監督(『アイアムアヒーロー』『デスノート Light up the NEW world』)で実写映画化されることが発表になった。原作者の久保帯人は「映画化です。ボンヤリ浮かんでは、なんやかんやで(主に俺のイチャモンにより)立ち消えてた実写映画が遂に実現することになりました」と報告。福士は「まず『BLEACH』が実写になると聞いて自分も驚きでした。自分が一護となり死神の代行として、責任を持って演じたいと思います」とコメントを寄せた。

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『BLEACH』は、霊が見えること以外は普通の高校生・黒崎一護が、ある日突然現れた死神・朽木ルキアから、死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊たちと戦う物語。既刊73巻で累計発行部数8700万部を突破する人気コミックだが、74巻で連載を終了することが決定している。

実写化は根強い人気を誇る1~8巻にあたる“死神代行編”の物語が中心になるといい、作者の久保は「幸運にも連載完結のタイミングと重なったので、原作者としてできる限り協力して、BLEACHを知らない人にも楽しんで貰え、BLEACHの読者にも満足して貰えるものに近づける一助になればと思っています」とコメント。「唯一心配なのは一護の髪の色かなー! あの色実写だとヘンだけどどうすんだろなー!」と期待を寄せている。

福士は「15年連載が続いた大人気作品が終わりを迎えたことも感慨深いです。読者としては一護や死神たちの雄姿をまだ見ていたい気もしますが、実写でもその雄姿を感じていただければと思います。そして佐藤監督とは映画『図書館戦争』シリーズ以来のタッグです。緊張もしますが、監督を信頼して頑張りたいと思います」と意気込みを語る。

佐藤監督は「『BLEACH』この壮大な物語を、映画化します。想像力の限りが尽くされたこの世界を、映像の力の限りを尽くして描きます。尸魂界(ソウルソサエティ)、虚(ホロウ)、斬魄刀(ざんぱくとう)、そして福士蒼汰が一護として暴れまくる姿、お楽しみに」と話している。本作は、ワーナー・ブラザース映画の配給で2018年に公開される。

『BLEACH』
2018年 全国ロードショー