撮影準備に入ったところの『ミッション:インポッシブル』6作目に、ストップがかかった。理由は、トム・クルーズがパラマウント・ピクチャーズに対してギャラのアップを要求しているかららしい。

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撮影準備作業を進めていたのは、ビジュアルエフェクト担当のスタッフなどだったが、この交渉が落ち着くまで、作業は一時休止するようにとお達しが出たそうだ。撮影開始は1月の予定で、まだ十分時間があるため、製作にそれほど影響は与えないと思われる。

クルーズは、最近撮影を終えたユニバーサルの『ザ・マミー(原題)』で高いギャラをもらい、『ミッション:インポッシブル6』からも、それと同じ額を要求しているらしい。だがパラマウントは5作目と同じ金額に抑えるつもりだったようで、そこが焦点になっているようだ。

クルーズの次回公開作は、10月北米公開予定の『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』。来年は、『ザ・マミー(原題)』のほかに、ダグ・リーマン監督の犯罪スリラー『The American Made』が控える。

文:猿渡由紀