安藤公基新社長

ロフトは8月19日、社長交代を発表した。取締役常務執行役員で商品部の安藤公基部長が社長に昇格する。内田雅己前社長は、そごう・西武の顧問に就く。

安藤社長は、1981年に西武百貨店(現そごう・西武)入社以来、趣味雑貨領域を中心として商品仕入れ・開発から、売場・店舗オペレーションのプランニングやマネジメントに携わり、1987年のロフト創業(渋谷ロフトオープン)を牽引した。その後も、1996年のロフト設立などに寄与してきた。

ロフトは8月8日に設立20周年を迎えた。就任に際しての抱負として、安藤社長は、「『雑貨モノづくり』の旗振り役として、圧倒的な品揃えと刺激的な店づくりで、お客様の期待に応えていきたい」とコメント。とりわけ、セブン&アイグループが取り組む「オムニチャネルの推進」と「個店経営の推進」を念頭に、グループ各社が培ってきたノウハウや経営資源を活かし、ロフトブランドの新たな魅力を創造していく方針を示した。

また、今期の新たな成長戦略として、ニューヨーク近代美術館との提携によるMoMAショップの拡大や、大手企業とのBtoBの取り組み強化、音楽や演劇とコラボしたオリジナル雑貨開発等にも注力していくという。