“日本人の子育ての方法が、子どもにどのような影響を与えるか”。

子ども時代の親との関係をたずねた調査で、子育ての方法について6つのタイプに分類されました。

そのタイプというのは、<支援型><厳格型><迎合型><平均型><放任型><虐待型>です。

まず、あなたのタイプを見てみましょう。

素足の子どもが一人で靴を履けず泣いている…あなたならどうする?

・どうしてうまく履けないのかまずは子どもに聞いてみる。その後「靴下をはいていないからすべらないんだね」と原因を言って、靴下を履くように伝えるか、困難な部分だけ手伝う。時間がかかっても事情が許す限り待つ。…<支援型>

・「泣いてないで頑張りなさい!」「自分でできるでしょ!」と叱ったり励ましたりしながら、あくまでも自分で履かせる。うまく履けない原因を考慮したり、子どもの言い訳を聞いたりしない。時間は待つのではなく、いつまでにと区切ってやらせる。…<厳格型>

・すぐに飛んでいって履かせてやる。「あらあら、むずかしかった?」「ママが手伝ってあげるね」「大丈夫よ。泣かなくていいのよ」と慰めたりする。…<迎合型>

・「もうしょうがないわねえ」などと言いながら、履かせる。時間がある時は待ったりもするが、待ちきれずに履かせることも多い。…<平均型>

・泣いていても放っておくか、「遊びたいなら、自分で履きなさいよ」と言って、あとは履こうと諦めようと好きにさせる。一緒に出かける用事がある時は、仕方なく履かせる。…<放任型>

「なんでこんなことができないの!」と腹を立て子どもを叱る。一緒に出かける用事がある時は、怒りながら乱暴に履かせる。そうでなければ、泣いている子どもに腹を立て、靴を投げたり泣き止ませようと叩いたりする。…<虐待型>


著者が調査研究を元に、6タイプの親の対応を想定したものです。

前回記事『子どもが“高学歴・高所得”になる、親の特徴が判明! あなたはどのタイプ?』の読者に対して行ったリサーチの結果では、自らを<支援型>と答えた親が最も多く50%超となりました。
また、続いて約20%の親が<厳格型>と答えました。

ベターな育て方は? 親のタイプと子の能力の関係

先日メダルラッシュでの閉幕となったオリンピックの選手、そしてプロの音楽家などを見ていると、幼児期から親に厳しく育てられていたりしている印象がありますよね。厳格型の親こそが、子どもを成功に導いているような気がしてしませんか?

実は、ここには大きな落とし穴があります。

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