シンプルスマホ3

ソフトバンクは、初めてでも簡単に操作できる、シャープ製のシニア向けスマートフォン「シンプルスマホ3」を9月上旬以降に発売する。カラーは、ライラックシルバー、ブラック、ピンクの3色。

約5インチのIGZO液晶を搭載するとともに、従来のスマートフォンと比較してシンプルなホーム画面、大きなメニュー画面を採用し、画面を見やすくした。画面の一部分を簡単に拡大表示することが可能な「かんたんズーム」や、よく連絡する相手を4人まで登録してワンタッチで連絡できる「楽ともリンク」、本体を手で持つだけで画面を点灯する機能などを盛り込み、使いやすさを追求した。また、広角レンズを採用した有効約1310万画素のカメラを搭載し、側面に、デジタルカメラのように半押しでピント合わせも可能な「カメラ専用シャッターキー」を備える。

本体は、MIL-STD-810G準拠の耐衝撃性能、IPX5/IPX5準拠の防水性能、IP5Xの防じん性能を備える。大容量バッテリやIGZO液晶の採用によって、長時間のバッテリ駆動が可能で、電池容量が少なくなった場合には機能を一部制限してより長く使えるようにする「長エネスイッチ」を搭載する。また、本体背面のスイッチによってブザーを鳴らすとともに、事前に登録した相手への電話の発信や、メールで現在地の位置情報を送信できる「緊急ブザー」にも対応する。

CPUにオクタコアのMSM8952を採用し、2GBのメモリ、16GBのストレージ、最大200GBのメディアに対応したmicroSDXCカードスロットなどを搭載する。OSはAndroid 6.0 Marshmallow。サイズは幅71.0×高さ143.0×奥行き9.2mmで、重さは約140g。

なお、「シンプルスマホ3」の発売にともない、これまで「シンプルスマホ」向けに提供してきた「データ定額パック(シンプルスマホ)」の新規申込み受付を終了する。今後、「シンプルスマホ」で加入できるデータ定額パックは、他スマートフォンと同様になる。