独身の頃と違った価値観で、普段のファッションを決めるようになるのがママというもの。そのため、トレンドアイテムは買っても長くは使えないし…とちょっと気が引けてしまいがちですよね。

そんなママ達が、気軽に取り入れやすいのがトレンドカラー。“今”を感じさせるファッションは、色で取り入れるだけで、若々しさを出してくれる効果あり!

しかしながら、今期のトレンドカラー“茶色”は難易度高め。「なんだか老けて見えない?」と、すでにコーディネートを悩まされている方は少なくありません。

茶色は色幅が広いことから、似合うものを選ぶのはなかなか難しいことから、素敵に見えるか、オバ見えして見えるかは紙一重なのです。但し、ぴったりハマれば、このうえなく洗練されて見えるカラー。

今からご紹介する方法を知って、目指せオバ見え回避!

服で取り入れるなら、ボトムが正解

茶色の服を着て、とにかくオバ見え回避に即効性が高いのが、ボトムで取り入れるというテクニックです。

顔から離れた場所で使うことで、直接顔の印象に与える茶色の雰囲気が出ないため、パンツやスカートといったボトムで着ることは、誰もが失敗しにくいんですよ。

気になるボトムの型ですが、必ず試着をしたうえで、着た姿が“今っぽく”見えるものを履いてください。この“今っぽく”というのは、ただ単にトレンドアイテムを着たところで、出るものではありません。

トレンドアイテム全てが、自分にとって正解ではありませんので、場合によってはスタイルが悪く見えたり、老けて見えたりすることだってあるのです。

必ず試着をして、身体にあっているかを確認する作業は必要です。

似合わない!と感じた茶色はこう着こなす

茶系でまとめたコーディネートは、バシっと決まればかっこいいのですが、大抵は「なんか地味」「なんかやぼったい…」「老けてる」という印象におさまりがちではないでしょうか。

若い時はこの違和感を若さである程度補えますが、そうではない年齢を重ねた状態になってくると、主張がないカラーやアイテムだけを使って、スタイリッシュに、若々しく見せるのは、現実はシビア。

抜群のスタイルやセンスといった、それなりの土台が必要です。

そこで、年齢を重ねたごく一般的な人はどうすればよいのかというと、ご自分の顔に合う、鮮やかなカラーと合わせるのがベスト!

この“似合う色”について、カラーライセンス1級を所持する筆者が言うのもなんですが、パーソナルカラーははっきりいって、似合う色探しのあてにはできません。同じ色でも、素材や型で色の出方は全く変わりますから、当然印象は全く違います。

“着ていると、よく褒められる色”これを基準にしてください。

また、色の食わず嫌いになることなく、年齢を重ねるにつれて鮮やかなカラーと地味色をコーディネートする工夫を、試着の段階から考慮するようにしてみてください。

色の力は絶大です。あんなに難しいと感じていた茶色も、鮮やかなカラーと合わせるだけで、ぐっとあか抜けて見えますよ。