武則天をイメージした宮廷衣装で登場した壇密

 「武則天 -The Empress-」DVDリリース記念イベントが8月31日、東京都内で行われ、壇蜜が武則天をイメージした中国の宮廷衣装で出席した。

 この映画は、中国史上唯一の女帝“武則天”の愛と野望が渦巻く生涯を描いた歴史エンターテインメント。嫉妬と陰謀に満ちた後宮から皇帝へと上りつめた武則天にちなみ、“生き残り”をかけた競争の激しい芸能界の裏側について「私の経験上、銀座のほうがすごかったのではないかと…。ヘルプやお手伝いの立場でもそう思っていましたから、芸能界が平和に感じちゃうのはそういう背景があるからかも」と自らの経験から推測した。

 「首から下の再現率は素晴らしい」と武則天コスプレにご満悦の壇蜜だったが、「本来はもっと透け感があるらしく、劇中では『え、それ見えてない!?』という衣装もありました。それも再現していいよと言ったのですが、すみません。“コンプラなんとか”がなければもっと善処できたのですが…」と露出度が低い理由を明かして笑わせた。

 武則天ばりの野望には「セグウェイがほしい」と挙げつつも、国内では公道を走れないことから断念したといい、あらためて「ファンのためにいろいろなものに出ていきます。絶やさないこと、続けていくことも野望のひとつだと思います」としみじみ語った。

 また、大学時代に学んでいた中国語を再び勉強しなおしていることから、劇中のせりふを発音ととともに解説する場面も。この夏の“ウォーアイニー”的な思い出を問われると「技術班の方から『壇蜜さん、僕はもう肩を抱いてくれないとだめです』と言われて、肩を抱くスキンシップで夏は終わりました。“男成分”を補給できたのはよかった」と恋までは発展しなかったと残念がっていた。