栄養バランスに優れたスーパーフードとしてすっかりおなじみになった「キヌア」。そのキヌアを超える栄養価をもつといわれる新食材が、ついに日本に上陸しました。

その名も「テフ」。

ハリウッド女優をはじめ、欧米のセレブが愛食することで注目を集める「テフ」。果たしてどんなものなのでしょうか?

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テフは、おもにアフリカ東部・エチオピアで古くから栽培されているイネ科の穀物。たしかに、テフの穂の姿・形は、イネとよく似た雰囲気をもっています。

エチオピアでは、テフの粒を粉にし、水で溶いて発酵させ、クレープ風に薄く焼いた「インジェラ」と呼ばれるものが、主食として食べられているそうです。

テフの粒は、けしの実のように非常に小さいのですが、その中には栄養がぎっしり。それは数値的にみると、NASA(アメリカ航空宇宙局)の宇宙食候補になった穀物「キヌア」を超えるとも。

そんな「テフ」、なぜ今まであまり知られていなかったかというと、国外への輸出が厳しく制限されていたためだそう。それゆえほとんど流通していなかったのですが、このたび、満を持して日本に上陸。

これからじわじわ、巷で見かける機会が多くなるかもしれません。