『四月は君の嘘』

広瀬すず&山崎賢人のW主演で人気マンガを実写映画化する『四月は君の嘘』の本編映像の一部が公開になった。撮影の半年前から猛練習を重ねたというヴァイオリンとピアノの二重奏のシーンだ。

『四月は君の嘘』/特別映像が公開

本作は、新川直司の同名マンガを原作に、秘密を抱える自由奔放なヴァイオリニスト・宮園かをりと、親の死を境に弾けなくなった元天才ピアニスト・有馬公生を主人公に、音楽に情熱をそそぐ高校生たちのドラマを描いた青春映画。

このほど公開になった本編映像の一部は、ふたりがサン=サーンス作曲の『序奏とロンド・カプリチオーソ』を演奏するシーン。楽曲はスタンダードなヴァイオリン曲で、公生のピアノは伴奏の立場でありながらも、かをりの奏でる音色に音を食い込ませていき、“カプリチオーソ=狂想曲風”というだけに、お互いの音をぶつけ合う、まるで殴りあいのような二重奏(デュオ)が展開されていく。

広瀬と山崎は、撮影が始まっても休憩を惜しんで楽器に向き合い、ひとつの演奏シーンを撮るのに3日間かけたという。本編映像の一部は、そんなふたりの情熱がほとばしるような圧巻の演奏シーンになっている。

『四月は君の嘘』
9月10日(土)公開

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