『ミッシング ID』に主演したテイラー・ロートナー (C) 2011 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.

『トワイライト』シリーズのテイラー・ロートナー主演の映画『ミッシング ID』が6月1日(金)から日本公開される前に、ロートナーのインタビュー映像が届いた。

インタビュー映像

本作は、平凡な17歳の高校生ネイサンが、それまでの自分の人生のすべてが“偽り”であると知り、謎の組織に追われながら、自身の出生の秘密と、その背後に潜む巨大な陰謀に立ち向かう姿を描いた作品だ。ロートナーをはじめ、シガニー・ウィーバー、アルフレッド・モリナらが出演し、『ワイルド・スピードX2』のジョン・シングルトンが監督を務めている。

『トワイライト』シリーズでオオカミ族のジェイコブを演じ、瞬く間に注目を集めたロートナーが、単独主演作として選んだのは、『ボーン・アインデンティティー』のプロデューサーも名を連ねるサスペンス・アクションだ。「脚本を初めて読んだときは、まるで本のようにページをめくるのが止められなかった」というロートナーは、積極的に作品づくりに参加し、数々の危険なスタントも自ら挑戦した。「クレイジーなスタントをする機会がたくさんあったよ。野球場で大きなガラスの板の上を滑り下りたり、パルクールの技で壁から飛び降りたりした」。その度胸と身体能力の高さはシングルトン監督も高く評価しており「テイラーはこの映画で俳優として花開いた」と賛辞をおくっている。

しかし、単なるアクションだけで終わらないのが本作の魅力だ。映画の冒頭で主人公ネイサンは、自分の名前や家族、環境、生い立ちのすべてが“偽り”であったと知る。彼は追われる身となりながら自身に隠された秘密を追い、同時に自分のこれまでの人生で得た絆や思い出を再確認していく。そこで描かれるのは普遍的な少年の成長ドラマだ。「この映画は素晴らしいアクション映画だけど、それだけでは終わらない。さらに深みがある。普通の高校生だった少年が最後にはたくさん経験を積んだ立派な若者になっている。彼の旅の過程を最初から最後まで見るのはとても感動的なんだ」。

ロートナー演じる主人公ネイサンが、予測もつかない旅を経て、どこにたどり着くのか? そして彼の出生に隠された秘密とは? すべては劇場で明らかになる。

『ミッシング ID』
6月1日(金) 丸の内ピカデリーほか全国ロードショー