この結果、男子が7割なのに対し、9割近い女子は自分が着た衣服を選んでるようです。男子に比べて、女の子はかなり小さい頃から、「これを着たい」というのがハッキリしているかもしれませんね。

子どもだけの買い食いも8割近くが、ゲームの通信機器は、7割ほどの子どもたちが解禁されているようです。

小学6年生になると、友達同士での行動も増えてくるので、その関係上「解禁せざるを得ない」ことも増えてくるかもしれません。

一方、本人専用のケータイ電話(スマホを除く)を持たせることは4割弱、スマホは2割弱、SNSなどのアカウントを持たせることは12%となっており、情報へのアクセスに関しては、まだまだコントロールをしているようです。

小学6年生の経験率・男女別の傾向では、「着る服を選ぶ」「買う服を選ぶ」「石鹸や洗顔フォーム使用」「UVケア」「ヘアケア」「ヘアスタイリング」「スキンケア」などの身の回りのケアに関して女子の経験率が高くなりました。

一方で、男子は「近所のスーパーにおつかい」、経験率は低いものの「一人でバスや電車に乗る(乗り換え有無共に)」「長距離移動のバスや電車」また、交通移動の際に使う「交通系ICカード」などの一人行動が、男子の方が経験率が高くなりました。

また、デジタル・通信系では、「ゲーム機器の通信機能利用」は男子の経験率が高く、「SNSアカウント」「本人専用のスマホ」は女子が高い傾向。男女による経験の差もあることがわかりました。

小学校1年生になれば、「コト始め」のスタート。

そして、3年生ではさらにさまざまな経験がはじまり、6年生になれば、家の中でのことはもとより、外出先での行動、移動手段、オシャレなどについて、子どもが自分で選択することが増えてきます。

また、両親が働いていたり、私立の小学校に通っていたりという場合には、低学年でも自分の身の回りのことだけでなく、電車などの乗り換えなどを経験している可能性も高いですね。

お料理は思ったよりも早く経験がはじまっているようなので、低学年、未就学の小さなお子さんでも「お手伝い」という形で、少しずつ始めてみるとよいかもしれませんね!

FMラジオ放送局、IT系での仕事人生活を経て、フリーランスモノ書き。好きなものは、クラゲ、ジュゴン、宇宙、絵本、コドモ、ヘンテコなもの。座右の銘は「明日地球がなくなるかもしれないから、今すぐ食べる」。木漏れ日の下で読書と昼寝をする生活と絵本に携わることを夢見て、日々生きています。