拡大するSIMフリースマホ、2016年7月のシェアトップは「HUAWEI P9 lite」

2016.9.6 10:00配信
2016年7月 SIMフリースマホの製品別ランキング/メーカー別シェア

スマートフォン(スマホ)市場で、今一番熱いのはSIMフリースマホだ。実売データを集計した「BCNランキング」によると、この7月、スマホに占めるSIMフリースマホの販売台数構成比は、過去最高の17.4%を記録。格安SIMとの組み合わせで、月額料金が格段に安くなるとあって、今度買い換えるときは格安SIMとSIMフリースマホに乗り換えたいと考えているスマホユーザーも多いことだろう。

さらに、折からの「ポケモンGO」ブーム。プレイするために、従来型の携帯電話(フィーチャーフォン)や古いスマホから最新のSIMフリースマホへの乗り換えも加速している。7月第3週(2016年7月18日~24日)以降、Android搭載スマートフォンの販売台数は、前年同週比122.8~143.6%と好調だ。さらに、SIMフリーモデルに限ると、同149.7~193.8%と、2倍近く伸び、にわかに「特需」と呼べる状況になっている。

SIMフリースマホ1位の「HUAWEI P9 lite」、人気の理由は?

こうした状況のなか、2016年7月のSIMフリースマホで販売台数が1位だったのは、ファーウェイの「HUAWEI P9 lite」。シェアは16.9%。メーカー別でみても、7月はファーウェイがシェア32.4%でトップだった。

「HUAWEI P9 lite」は、6月17日に同時発売した「HUAWEI P9」の兄弟モデル。上位機種の「HUAWEI P9」とは違い、ダブルレンズシステムは搭載していないが、5.2インチのフルHD液晶ディスプレイ、ソニー製の1300万画素のメインカメラ、800万画素のインカメラ、3000mAhのバッテリを搭載し、基本性能は十分だ。スクリーン動画のキャプチャも可能で、この機能が「ポケモンGO」のプレイ動画をキャプチャして友人などとシェアしたいユーザーに好評のようだ。

・「HUAWEI P9 lite」の詳しいレビューはこちら

最安クラスのSIMフリースマートフォンは、解像度が低く、プロセッサの処理能力も十分ではないため、ゲームや動画鑑賞、ナビ用途には不向き。「HUAWEI P9 lite」は、高性能で低消費電力のプロセッサを搭載しているため、バッテリの持ちがよく、長時間の使用や、さまざまな利用シーンに対応できる。フルHD対応ながら、実勢価格は税込み3万2378円と手頃で、性能と価格のバランスがとても優れた一台だ。

存在感増すファーウェイ、アップルをも脅かす存在に……

中国に本社をおくファーウェイは、世界第3位のスマホメーカー。現地時間7月26日に発表した2016年上半期の業績によると、売上収益は前年比41%増、スマホの出荷台数は前年比25%増を記録し、ヨーロッパでも、スマホの収益増を果たすなど、日本はもとより、世界市場でも急成長を遂げつつある。また、7月には、初の2in1 PC「HUAWEI MateBook」を発表し、PC市場にも参入した。

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・「HUAWEI P9」実機レビュー

メインや2台目のサブ機として、キャリアが販売するスマホから、自由度の高いSIMフリースマホに乗り換える動きは、まだ始まったばかり。SIMフリースマホ全体の市場が拡大すれば、SIMフリースマホを手がけるメーカーのシェアは高まり、現在、日本ではトップを独走するアップルを脅かす存在になる可能性も出てくる。絶好調のファーウェイが今後、どのような製品を投入してくるか、目が離せない。

*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計している実売データベース(パソコンの場合)で、日本の店頭市場の約4割をカバーしています。

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