『グレイヴ・エンカウンターズ』 (C) 2010 DIGITAL INTERFERENCE PRODUCTIONS INC. and TWIN ENGINE FILMS LTD.

ホラー映画『グレイヴ・エンカウンターズ』が本日から日本公開されている。本作はYoutubeでの予告編再生回数が2200万回を突破し、公開前から大きな注目を集めている作品だ。

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映画『グレイヴ・エンカウンターズ』は、1960年に閉鎖され廃墟と化した精神病院に取材に入ったリアリティ番組のクルーが想像を絶する“遭遇(エンカウンター)”に向かい合うホラー作品。

ネットで簡単に映画予告編が観賞できるようになり、その完成度や印象が観客動員に与える影響が大きくなっているが、本作は“予告編”が大きな力を発揮した作品だ。フェイク・ドキュメンタリーの体裁をとり、実際に取材カメラが撮影した“ような”本作の映像はネット動画との相性もよく、公開前から大きな注目を集めている。

日本でも公開前に予告編を観た人を対象に「この映画にキャッチコピーをつけるとしたら?」という調査を実施したところ、その多くが“怖い”というフレーズを含んだ回答で、中には「ちょっと、正視できない!」「予告編ですらじゅうぶん怖い」「後悔しても、もう遅い」というフレーズも。予告編は観客の注目をひき、期待を煽るために編集されるものだが、配給の予想を超える反響と再生回数がたたき出されているそうで、日本公開を迎えた本日以降は、実際に映画全編を観た観客の“恐怖の口コミ”が期待されている。

『グレイヴ・エンカウンターズ』
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