新ヒロインの声を担当した広瀬すず

 映画『ルパン三世 THE FIRST』初日舞台あいさつが6日、東京都内で行われ、ゲスト声優を務めた広瀬すず、藤原竜也、吉田鋼太郎が、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志ほかと共に登場した。

 『ルパン三世』の劇場最新作となる本作は、今年4月に死去した原作者モンキー・パンチ氏の悲願だった3DCGアニメーション。

 モンキー・パンチ氏について、栗田は「新しいデジタルものが大好きな先生でいらっしゃったので、(本作を見て)本当に喜んでいる顔が浮かびます」と語ると、小林も「新しいもの好きでした。大喜びだと思いますよ。早くよみがえって出て来い」と呼び掛けた。

 また、11月29日に死去した石川五ェ門の2代目声優を務めた井上真樹夫さんについて、小林が「先日、真樹夫くんが亡くなりました。斬鉄剣も泣いている。安らかに眠ることを希望します」とコメントすると、栗田も「真樹夫さんに随分かわいがっていただいて今があるのは間違いないです」と語った。

 新ヒロイン・レティシアの声を担当した広瀬は、アフレコの感想を聞かれると、「声のお仕事はど素人で分からないことだらけなので、ハーってなります。チラチラと監督の顔を見ながらやっていました」と振り返った。

 「ルパンのような泥棒のスキルを持っていたら、盗んでみたい物は?」との問いには、「最近『意外と小さいんだね』って言われることが多いので、今一番身長がほしいです。姉(広瀬アリス)の方が5センチぐらい高いので、いいなあって。あと5センチあったらちょうどいいかなと思います」と笑顔で答えた。

 映画は12月6日から全国東宝系でロードショー。