Starry☆Sky on STAGE SEASON2~星雪譚 ホシノユキタン~より、坪倉康晴、杉江優篤、 二平壮悟 撮影:源賀津己

シリーズ2作目となる『Starry☆Sky on STAGE』SEASON2~星雪譚ホシノユキタン~ が1月15日(水)より東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演される。土萌羊役の坪倉康晴、青空颯斗役の二平壮悟、不知火一樹役の杉江優篤に話を聞いた。

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「Starry☆Sky」は、honeybeeによるドラマCD、乙女ゲームなどからなる女性向けメディアミックス作品シリーズで、天文に関する知識を教える『星月学園(せいげつがくえん)』を舞台に、唯一の女子生徒・月子が主人公となり、十三星座の性格特徴を持つ男性キャラクター達との恋愛を描く作品。今年7月に初舞台化され、今作が第二弾となる。総合監修は松崎史也。

前作の好評を受けての第二弾。初演から引き続き出演する杉江は「前作を必ず超えなければいけない。新しいキャストと新しい作品をつくるつもりで臨みたいです」と意気込む。そこに新たに参加するのは、今年5月に初舞台を踏んだばかりの坪倉。「役を引き継いで演じるのでプレッシャーもありますが、初演で土萌羊を演じた糸川耀士郎さんから“この座組は温かいから安心して”と言われました。稽古に入るのを楽しみにしています!」とフレッシュに語る。同じく今作から出演する二平は「原作「Starry☆Sky」は高校時代から知っていたので、そんな作品で演じられるのが嬉しいです。僕は乙女ゲーム原作の舞台に出たいと思っていました。乙女ゲームに登場するようなキラキラした人に憧れがあったので」と楽しみにしている様子。

自身の役について坪倉は「僕が演じる土萌羊は言いたいことは素直に言うキャラクター。月子に真っ直ぐなところが魅力だと思うので、そこは大切に演じたいです」、二平は「僕が演じる青空颯斗は、自分の感情を表に出さないキャラクター。だけど今作は冬組がメインのストーリーということもあって感情が動くところを見せられると思うので、そこをどう演じるられるか楽しみです」、杉江は「僕が演じる不知火一樹はおちゃらけてる部分もあるけどまっすぐで、みんなを引っ張っていくような人。舞台でしかない役同士の関係性も見せられる役柄なので、そこは丁寧に深めたいと思います」とそれぞれ語る。

公演は前・後編に分けて上演され、前半の日程(星公演)では冬の学園行事に向けて登場人物たちが奮闘する芝居中心のステージ。後半の日程(雪公演)は、その学園行事がメインのエンターテインメントショーステージが上演される。「これは僕たちにとっても挑戦です。後半のショーステージは、お客様と一緒に空間を作り上げられたらと思います!」(杉江)

公演は1月15日(水)から26日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて。

取材・文:中川實穗